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ついにつかんだ金メダル 内村「重たいし一番輝いている」

[ 2012年8月2日 03:24 ]

男子個人総合決勝 鉄棒を終えガッツポーズする内村航平
Photo By スポニチ

ロンドン五輪体操

 「ちょっと夢みたいで信じられないですね」。五輪の舞台で念願の金メダルを獲得した内村航平(コナミ)は心の底から笑みをこぼした。

 金メダルだけを目指してきただけに、銀メダルを獲得した団体総合では「メダルを獲れたという感じはない。(得点が修正され4位から2位へ)順位が変わっても、うれしい気持ちはなかった」と表情は沈んでいた。それから一転、ついにつかんだ金メダルを「重たいし、一番輝いています」と、いとおしそうに見つめた。

 予選、団体総合を通じて満足のいく演技がなかなか出来なかった中で、ようやく真価を発揮した個人総合。「本当に苦しくて、きょうの試合もどうなるかと思っていたんですけど、気持ちだけ強く持って…チームや国民の皆さんのためにも強い気持ちでやらなきゃと思いました」と振り返った。

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