金田　エースの松田上回るタイムで準決勝進出

男子２００メートルバタフライ予選　７位で準決勝に進んだ金田和也

ロンドン五輪競泳男子２００メートルバタフライ予選が

　エース松田を上回るタイムで準決勝進出を決め、自然と表情が緩んだ。男子２００メートルバタフライの金田は「予選からしっかりいいタイムで泳げた」とうなずいた。

　持ち味の終盤に追い上げた。「最後の５０メートルでばててしまった」と言う割に好タイムが出たのは状態がいい証拠だろう。

　母は１９７６年モントリオール五輪代表の（旧姓山崎）幸子さん。祖父は幸子さんら多くの五輪代表を輩出した金田ＳＣの創設者、故平八郎さん。水泳一家に育ち、２４歳で初の五輪にたどり着いた遅咲きのサラブレッドは「いい泳ぎを見せて決勝に残りたい」と活躍を誓った。（共同）