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アーチェリー女子団体で銅!男女通じて団体メダルは初

[ 2012年7月30日 01:54 ]

女子団体で銅メダルを獲得し、喜ぶ(左から)川中香緒里、早川漣、蟹江美貴

ロンドン五輪アーチェリー

 ロンドン五輪第3日(29日)アーチェリーの女子団体3位決定戦で、早川漣(長崎・佐世保商高職)蟹江美貴(ミキハウス)川中香緒里(近大)の日本はロシアを209-207で下し、銅メダルを獲得。団体では初のメダル獲得となった。

 1回戦では世界ランキング3位のウクライナに勝ち、準々決勝では同5位のメキシコを破っての快進撃。初の4強進出を決めて臨んだ準決勝では、五輪7連覇を狙う韓国に206-221で完敗。

 それでも約30分後に迎えた3位決定戦では気を取り直し、安定したシューティングを見せた。一時は4ポイント差つけられたもののコツコツと差を縮めると、最終エンドで勝ち越し、逃げ切った。

 ▼早川漣の話 新しい歴史をつくれたのはうれしい。今回は銅メダルで、まだまだ上があるので、次はさらに上を目指して頑張りたい。ずっと大丈夫だよと応援してくれた方に感謝の言葉をおくりたい。

 ▼蟹江美貴の話 試合中は、笑って終わろうねという話をしていた。やってやろうという気持ちはあった。メダルを取ることで、これからスポーツをしたいという人たちにきっかけを与えられたらと思っていた。

 ▼川中香緒里の話 全然実感がわかず、うれしいという気持ちしかない。(準決勝の)韓国戦での敗戦を、あまり引きずらずにできた。自分のできることだけをやろうと思っていた。

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