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空回りした内村「いつもと違う気持ちで臨むとこうなるのかな」

[ 2012年7月29日 08:40 ]

鉄棒で落下した内村航平は手を合わせて顔をしかめる

ロンドン五輪体操

 体操ニッポン、ミス連発。男子団体総合の予選2班で演技した日本は、内村航平(コナミ)が鉄棒、あん馬で落下するなどまさかのミスを連発。なんとか5位で決勝進出したものの、大きな不安を残した。

 内村は鉄棒から落ちた瞬間について「はっきりと、落ちた光景は覚えている」とした上で、「オリンピックに懸けすぎて、それが空回りしちゃったのかもしれない。やっぱりいつもと違う気持ちで臨むとこうなるのかな」と自分の心理状態を口にした。

 終わったことは仕方がない。気持ちは決勝へと切り替えるしかない。「この失敗を失敗で終わらせないように、しっかり次に生かしていけば成功へのカギもつかめてくる」。自分に言い聞かせるように話した内村。与えられた時間は少ないが、いつもの自分になるべく決勝まで修正してくれることを期待するしかない。

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