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内村、珍しく鉄棒で落下 中国に負傷者、メンバー交代か

[ 2012年7月25日 23:10 ]

公式練習の鉄棒で落下する内村航平

 体操男子の公式練習が25日、試合会場のノースグリニッジ・アリーナで初めて行われ、2004年アテネ五輪団体総合以来の金メダルを目指す日本代表はエースの内村航平(コナミ)らが米国とともに2班で調整した。28日の予選と同じ時間、班分け、演技順で行われ、日本は鉄棒からスタートし、内村が離れ技で珍しく落下した。

 試合会場の練習は一度きりのため、審判員への重要なアピールの場となる。いずれも初出場となる田中和仁(徳洲会)と佑典(コナミ)の兄弟、山室光史(コナミ)加藤凌平(順大)は上々の滑り出しだった。

 1班には08年北京五輪優勝の中国が登場したが、アテネ五輪あん馬金メダリストで主力の滕海浜が左腕故障で演技中断などと精彩を欠いた。新華社によると、練習後に補欠だった郭偉陽と入れ替わる見通しであることが明らかになった。

 内村が個人総合で初制覇した09年世界選手権はこの会場で行われた。(共同)

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2012年7月25日のニュース