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選手村が正式オープン カヌー入村、棟に「日の丸」

[ 2012年7月16日 17:56 ]

 【ロンドン共同】ロンドン五輪の開幕は17日であと10日。大会中に約1万6千人の選手、役員が生活する選手村が16日、正式にオープンした。日本選手はカヌーの3人が第1号で入村し、羽根田卓也(羽根田事務所)は「北京五輪よりもきれいな感じがする」と好印象を口にした。

 マンション型の宿泊棟には各国の国旗などが掲げられ、日本が入る棟には日の丸がつるされた。初日の上に小雨が降るあいにくの天気で、村内を行き交う人影はまばらだった。オーストラリアの役員は「17日に選手の第1陣が入る。いい建物だし、快適に過ごせると思う」と話した。

 選手村はロンドン東部の五輪公園の一角にあり、総面積は36ヘクタール。5千席の巨大な食堂では24時間営業で世界各国のメニューを提供する。最新設備をそろえたスポーツジムやビリヤード台を置いた娯楽エリアも設けられ、競技に臨む選手がリラックスして過ごせるよう配慮されている。(共同)

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2012年7月16日のニュース