藤原新に公式応援曲できた!ピアノジャックが提供

[ 2012年7月16日 06:00 ]

藤原新とピアノジャック(左がHAYATO、右がHIRO)

 ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新(30)に公式応援曲が誕生した。人気上昇中の音楽ユニット「ピアノジャック」が提供。自分たちの曲を試合前に聴いていると知り、藤原のために応援曲を書き下ろした。五輪の合宿地へ旅立った藤原は、同曲のCD―Rをカバンに入れ「走る気持ちをかきたててくれる曲」とメダル獲りの最高のカンフル剤にしている。競技は8月12日、日本時間午後7時にスタートする。

 無収入の“無職”から夢舞台にたどり着いた異色のプロランナーに、スピード感に満ちた最強の応援曲が届けられた。

 タイトルは「風雅~新たなる道へ~」。疾走感あふれる直線的なビートと華やかにうねるような躍動感が印象的な曲。メンバーは「藤原選手の走っている姿をイメージして作った」という。

 きっかけは4月16日。インターネットの「ニコニコ生放送」で、視聴者の質問に藤原が「トレーニングや試合前によく聴いているのはピアノジャック」と答えたこと。その情報がファンの間で盛り上がり、6月28日にはラジオ番組の収録で初対面。ピアノジャックの曲の中でも最速の一つといわれる「CROSSBEAT(s)」を聴いて走ると「30キロ以降のキツいところを押してくれる」と明かした。

 そこでメンバー2人が「応援ソングを作ってもいいですか」と尋ねると、藤原は「ぜひお願いしたいです!」。五輪切符をつかんだ2月の東京マラソンの時も偶然応援していた2人は、1日で曲を完成させた。

 藤原が無職からはい上がった苦労人なら、ピアノジャックは“路上出身”。バイトをしながら大阪・梅田や東京・渋谷でほぼ毎日、路上ライブを続けてチャンスをつかんだ。超絶のテクニックやパフォーマンスは路上での即興演奏のたまもの。08年のデビュー以来、CD9作で約50万枚を売り、歌のないインストゥルメンタルでは異例の売り上げを誇っている。

 藤原は公式応援曲を「とても気に入っています。スピード感、ドライブ感があって走る気持ちをかき立てられます。もし僕のために作曲されたと知らなくても、リピートモードにして聴いていたと思う」と最高のカンフル剤になっている様子。メンバーは「五輪での激走、新たな栄光のゴールを信じて、祈りとともにこの曲を贈ります。頑張れ、藤原新!」と熱いエールを送っている。初対面の模様は16日にJ―WAVE「KAGOME SONGS FOR YELL」で放送。「風雅」は17日からドワンゴで先行配信される。

 ◆ピアノジャック(→Pia―no―jaC←) ピアノ奏者のHAYATO(31)とペルー発祥の打楽器カホン奏者のHIRO(30)の2人組。05年結成。2人だけの演奏とは思えないダイナミックな音の世界が特徴で、嵐の二宮和也、一青窈、AKB48の松井咲子ら芸能界にもファンが多い。葉加瀬太郎とのコラボアルバム「BATTLE NOTES」が発売中。9月1日に東京・日比谷野音でライブを行う。

 ≪吉兆?Qちゃんは金メダル獲得≫五輪マラソンで有名になった“応援ソング”といえば、hitomiの「LOVE2000」。Qちゃんこと高橋尚子さん(40)が00年のシドニー五輪女子マラソンで、レース前に同曲を聴きながらテンションを上げ、日本女子陸上界で初の金メダルを獲得した。

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