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「戦う準備できた」と松田 競泳代表が直前合宿地へ

[ 2012年7月10日 12:33 ]

直前合宿に向け出発するロンドン五輪競泳代表の(左端から時計回りに)堀畑裕也、松田丈志、立石諒、入江陵介、星奈津美、高橋美帆の各選手

 ロンドン五輪競泳代表の松田丈志(コスモス薬品)や入江陵介(イトマン東進)が10日、直前合宿を行うスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に向け、成田空港から出発した。日本選手団公式服装の水色のポロシャツを着た松田は男子200メートルバタフライで金メダルを狙う大舞台へ「戦う準備はできた」と引き締まった表情で話した。

 男子背泳ぎ2種目でメダルを目指す入江は、先の米国五輪代表選考会の100メートルでマシュー・グレイバーズが世界記録に0秒14と迫る52秒08を出したことにも強気。「タイムで差はあるけど、五輪は記録よりも順位。しっかり結果を出す」と語った。

 女子200メートルバタフライの今季世界最高タイムを持つ星奈津美(スウィン大教)は米国での約1カ月の高地合宿を経て体が一回り大きくなり「順調。楽しみな気持ちが大きい」と充実感を漂わせた。松田らはテネリフェ島から20日にロンドン入りする。

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2012年7月10日のニュース