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立石 強気に世界新金獲り宣言「最近は少し見えてきた」

[ 2012年7月1日 06:00 ]

慶大の壮行会で、同校関係者と記念撮影する立石(中央)

 競泳男子平泳ぎ代表の立石諒(23=NECグリーン)が現在休学中の慶大の壮行会に出席し「今まで金メダルを獲るとは言ってこなかったけれど、最近は少し見えてきたなと思う」と強気に金メダル宣言した。

 米国の代表選考会の男子平泳ぎ種目が終了し、五輪前の主要大会の結果が出そろった。立石は100メートルと200メートルともに、3大会連続2冠を狙う北島康介(29=日本コカ・コーラ)に次ぐ今季世界ランキング2位で五輪に臨むことが確実になった。100メートルでは北島との差は0秒70あるが、得意の200メートルの差はわずか0秒17で、金メダル候補の一人だ。「プレッシャーは感じていない。五輪ではみんな速くなる。(200メートルで4月に出した)2分8秒1(2分8秒17)じゃ勝負にならない」とスプレンガー(オーストラリア)の持つ世界記録2分7秒31の更新も視野に入れる。「練習を重ねて、少しずつ自信がついてきている」と話す姿に充実ぶりがうかがえた。

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2012年7月1日のニュース