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「東北への思い入れ強い」秋田出身・深瀬 笑顔とパワー送る

[ 2012年6月29日 17:56 ]

ロンドン五輪の新体操団体代表に決まりポーズをとる(手前右から反時計回りに)田中琴乃、松原梨恵、サイード横田仁奈、深瀬菜月、畠山愛理、三浦莉奈

 新体操団体のロンドン五輪日本代表が29日、都内で発表され、2008年北京五輪代表の田中琴乃(20=日女体大)のほか、いずれも初代表の松原梨恵(18=ALFA)、サイード横田仁奈(18=ふじしまク)、深瀬菜月(18=秋田ク)、三浦莉奈(18=ウーマンズク)、畠山愛理(17=東京ジュニアク)の6人が選出された。

 主将を務める田中は「目標はメダル」と日本初の快挙達成へ意気込み。秋田県出身の深瀬は東日本大震災に触れ「東北への思い入れは強い。日本中にたくさんの笑顔やパワーを送れたらいい」と話した。

 ▼田中琴乃の話 目標はメダル。メダルに値するしっかりとした練習をして、堂々とフロアに乗りたい。

 ▼松原梨恵の話 代表に選ばれたときは本当にうれしかった。自分の役割をしっかりやり切って、メダル獲得を目指す。

 ▼サイード横田仁奈の話 小さい頃からの夢だったので、選ばれてうれしかった。(遠藤ら)五輪に出られない人の気持ちも持って頑張りたい。

 ▼深瀬菜月の話 東北への思い入れは強い。今できることは五輪という舞台で最高の演技をすること。メダル獲得を目標に精いっぱい頑張る。

 ▼三浦莉奈の話 (愛称が)フェアリー(妖精)ジャパンなので、五輪では妖精のように羽ばたきたい。けがをした遠藤選手の分まで頑張りたい。

 ▼畠山愛理の話 夢だった五輪という舞台で、最初から最後まで笑顔で踊って日本中に明るい笑顔を届けたい。

 ▼山崎浩子・日本体操協会新体操強化本部長の話 チームの良さは明るさ。どんなときでも下を向かず前を向いてきた。彼女たちの笑顔が、日本中の笑顔となるように精いっぱい頑張ってくる。

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2012年6月29日のニュース