サクラに五つの輪　「２０年東京五輪」へ新招致ロゴ発表

２０２０年夏季五輪招致で、新たに発表された招致ロゴとともに記念写真に納まる東京招致委員会の竹田恒和理事長（右）ら

　２０２０年夏季五輪招致の第１次選考を通過した東京招致委員会は２９日、新たな招致ロゴを発表した。日本を象徴するサクラをモチーフにしたこれまでの花輪のデザインはそのままで、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の承認を得て五輪のシンボルである五つの輪が下に加わった。

　「ＡＰＰＬＩＣＡＮＴ　ＣＩＴＹ」（申請都市）の文字も「ＣＡＮＤＩＤＡＴＥ　ＣＩＴＹ」（立候補都市）に変わった。「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ」との国内向けスローガンが入ったポスターも披露された。

　東京都内で記者会見した招致委の竹田恒和理事長は「これからが重要な戦い。日本に元気を取り戻し、次代を担う子どもに夢、感動、希望を持ってもらえるような五輪を目指したい」と話した。