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決め手は上村会長の「鶴の一声」 女子48キロ級選考

[ 2012年5月14日 06:00 ]

柔道全日本選抜体重別選手権兼ロンドン五輪代表最終選考会最終日

(5月13日 福岡国際センター)
 2時間以上の強化委員会で最も時間が費やされたのが48キロ級の選考。

 出席者によると、会議では監督やコーチが代表リスト案を提出する前に全柔連の上村春樹会長が福見を強く推薦した。一部で世界選手権2連覇の実績を評価して浅見を推す声も浮上しかけたが、この“会長決裁”で流れが決まる。出席者は「鶴の一声。確かにこの展開で浅見を選べば世間は納得しないだろう」と感想を述べ、反対意見は出なかった。浅見は1勝すれば代表当確だったという。

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2012年5月14日のニュース