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兵庫県公立トップの進学校出身 「高偏差値ランナー」夢の五輪へ

[ 2012年3月5日 08:48 ]

日本人トップの4位に入った山本亮はガッツポーズ
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びわ湖毎日マラソン

(3月4日 皇子山陸上競技場発着)
 一般参加の山本亮(27=佐川急便)が、自己ベストを3分26秒更新する2時間8分44秒をマークして日本人トップの4位。12日に発表されるロンドン五輪代表の座を確実にした。

 兵庫・西神中で陸上を始め1500メートルで県大会を制し、高校駅伝の強豪・報徳学園からの誘いもあった。だが、文武両道を目指し県内の公立でNo・1の進学校・長田高に進んだ。卒業時は神戸大への進学を悩んだものの、箱根駅伝を目標に中大へ、そして世界と戦うために実業団へ。「マラソンをやるからには世界に出たい」。今大会で4度目のマラソンだが、早くから日本陸連幹部が潜在能力を評価していた高偏差値ランナーがロンドンへの解を導き出した。

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