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U―20代表・京川舞 なでしこ入りへ絶妙アシスト

[ 2012年2月20日 06:00 ]

<INAC神戸・常盤木学園高>INAC神戸・川澄(右)のボールを奪いに行く常盤木学園高・京川

慈善試合 常盤木学園高1―3INAC神戸

(2月19日 宮城県サッカー場)
 東日本大震災の復興支援を目的としたINAC神戸と常盤木学園高のチャリティーマッチが19日、宮城県サッカー場で行われた。常盤木学園高出身でU―20日本代表のFW京川舞(18=INAC神戸)は同高のメンバーとしてフル出場。

 1―3で敗れたが、チーム唯一の得点をアシスト。20日発表のアルガルベ杯(29日~、ポルトガル)のなでしこジャパン入りに向けて、視察に訪れた佐々木則夫監督(53)に猛アピールした。

 慣れ親しんだ常盤木学園のユニホームで試合をするのは最後。さらに、佐々木監督が見守る“御前試合”とあって、京川は並々ならぬ闘志をプレーに込めた。前半32分、FW道上のスルーパスに反応。DFの裏に抜け出すと、左サイドから絶妙なクロスを上げてMF伊藤の先制弾をお膳立てした。

 「できれば点を決めたかったけど、タイミング良く相手の裏に抜け出す動きは出せた」。佐々木監督もその才能に注目しており、U―20世代ではなでしこジャパン候補の筆頭格。初のA代表招集の吉報を待っている。

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2012年2月20日のニュース