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金メダル石井 福田首相に握手“迫る”

[ 2008年8月26日 20:43 ]

懇親会で北京五輪代表選手らと話す福田首相

 福田康夫首相は26日夜、北京五輪の競泳男子平泳ぎで連続2冠を達成した北島康介選手ら、メダリストを含む選手約115人を官邸に招き、感謝状と銀製の写真立ての記念品を贈呈した。

 首相はあいさつで「立派な成績を挙げてくれた。敬意を表したい」と称え、「4年後はロンドンです。大きな成果を挙げられるように頑張ってください」と激励した。選手団を代表し福田富昭団長が「今回の栄誉は国民の温かな激励と声援で得られた成果にほかならない」と謝意を表した。
 招かれたのは8位以上の入賞者や自己記録を更新した選手。フェンシング男子フルーレ個人で銀メダルを獲得した太田雄貴選手や陸上男子四百メートルリレーで銅メダルを獲得した朝原宣治選手ら各競技の代表21人に、首相が直接記念品を手渡した。柔道男子の金メダリスト石井慧選手は自分から首相に握手を求め、笑いを誘った。
 石井選手は終了後「握手をして首相のすべてが分かった。純粋さが伝わってきた。腹黒くないので人気が出ないのではないか」とユニークな分析を記者団に披露した。

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2008年8月26日のニュース