SGカウントダウンコラム

徹底分析!!SGグランプリあと7日、クイーンズクライマックスあと15日

[ 2016年12月13日 05:30 ]

桐生順平と長嶋万記
Photo By 提供写真

 【桐生 神速回転で2度目SG制覇だ/長嶋 いざ女王戴冠へブレークスルー】賞金ランク5位は桐生順平。押しも押されもせぬ埼玉支部のエースだ。その強さとは?「(ストロングポイントは)自分が決めることではなく周囲が決めること」というが、やはり挙げられるのがターンスピードだろう。多少の機力劣勢をカバーできる神速旋回。16年はSG優出こそないが、驚異のG1優出10回(優勝3回)。エンジンさえ出れば怖いものなしといったところか。グランプリは14年から3年連続出場。初出場時は屈辱のトライアル(TR)1st敗退を喫したが、そこから一歩ずつ成長を遂げている。2回目のSG制覇は時間の問題だろう。

 女子賞金ランク5位は長嶋万記。優出した13年の第2回(芦屋)以来2回目のクイーンズクライマックス切符を手にした。女子戦の主力として期待されながらここ一番で勝ち切れず、16年序盤はやや苦戦。「結果にとらわれず、いいターンをしようとか一つ一つのことを丁寧にやっていこうと切り替えた」とブレークスルーを起こし、流れを呼び込んだ。終わってみれば年間5Vの荒稼ぎ。いざ女王戴冠へ、堂々と乗り込んでくる。

 14日は坪井康晴、松本晶恵両選手を紹介する。

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