SGカウントダウンコラム

SG「第26回オーシャンカップ」20日開幕 あと3日 ボートレース芦屋

[ 2021年7月17日 05:30 ]

藤岡俊介(左)と谷野錬志
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◆SG初出場選手

 この芦屋オーシャンCで2選手が初SGを迎える。まず1人目は兵庫支部所属の藤岡俊介。デビュー17年目でついに最高峰の舞台にたどり着いた。1年前までG1は優出1回のみだったが、昨年9月から今年4月までに3優出。選考ランク35位ならSG初戦でも堂々と臨める立場だ。師匠の吉川元浩、弟弟子の高野哲史と一緒の参戦。さらには同県同期の稲田浩二と、心強い仲間が3人もいる。芦屋もG1初優出を達成したゲンの良い水面だ。昨年のオーシャンCでSG初出場ながら優出した高野のように、台風の目になれる可能性を十分に秘めている。

 もう一人は静岡支部の谷野錬志だ。平本真之、新田雄史、篠崎元志らSGウイナーを多く輩出している96期生。こちらはデビュー16年目でSG切符を手に入れた。今年2月のG1東海地区選で準優勝。この活躍が利いて選考ランク52位に滑り込んだ。5月以降は一般戦が続いているが、4優出1Vと調子はいい。師匠の横沢剛治も「最近はエンジン出しがしっかりしているし、スタートも早い。遅咲きだったけどSGでもやれると思う」と期待を寄せていた。実績では劣っても目が離せない存在だ。

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