SGカウントダウンコラム

PG1「第22回マスターズチャンピオン」20日開幕 あと4日 ボートレース下関

[ 2021年4月16日 05:30 ]

瓜生正義
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 【瓜生SG10V 今大会の目玉、SG3V原田 当地G1に実績】

 ■初出場組
 ベテランNo・1を決める大会として、00年に創設されたマスターズチャンピオン。当初の名称は「名人戦」で、出場資格は満50歳以上(当該年4月1日時点)だった。その後、48歳に引き下げられると、18年からは45歳から出場可能となった。それ以降、レベルも格段に上昇。SG、G1を主戦場とする一流レーサーたちが続々と参戦してきている。今年の初出場組は瓜生正義、原田幸哉、魚谷智之、守田俊介の4人。全員がSG優勝経験者という強力ラインアップとなった。

 その中でも頭一つ抜けた存在なのが瓜生だ。07年のオールスターを皮切りに、これまで10度のSG制覇を成し遂げてきた。これは松井繁、山崎智也に続く、現役では3番目の数字。実績的にも今大会の目玉と言っていいだろう。決戦の地、下関では昨年4月に周年記念を制しており、水面相性も良好。史上4人目(第1回除く)となる初出場初Vの可能性は大いにある。

 瓜生と同じ76期生でSG3Vの原田も、17年下関周年で当地G1優勝の実績がある。通算勝率は出場選手中トップの7・77をマーク。安定感も抜群だ。豪快かつ美しいターンで大会を盛り上げてくれるだろう。

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