SGカウントダウンコラム

SG「第56回ボートレースクラシック」23日開幕 あと3日 ボートレース福岡

[ 2021年3月20日 05:30 ]

桐生順平(左)と興津藍
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◆近況好調選手
 SG3Vを誇る桐生順平が調子を上げている。昨年は7年ぶりにグランプリ出場を逃すなど不調に陥り、今大会の出場権利も確保することができなかった。だがラストチャンスだった関東地区選を制し、土壇場でエントリーを果たした。地区選の他にも一般戦で3回優勝。3月の浜名湖周年でも優出2着と見せ場をつくった。15、17年の覇者が、相性のいい大会でギアをさらに上げてくるか注目だ。

 近況の勢いなら興津藍も負けていない。昨年11月の鳴門W優勝戦から12節連続優出中。その間、2月の四国地区選など5Vを挙げている。SG初制覇に向け、ムードは最高潮と言っていい。タレントぞろいの85期に、新たなヒーローが誕生する可能性は十分ある。

 昨年のグランプリ優勝戦に名を連ねた西山貴浩と新田雄史も好調だ。西山は1月の江戸川周年で予選1位からの王道路線を歩んで優勝。ボート界No・1のトークセンスの持ち主が、水の上でも存在感を発揮している。新田は9日に終了した住之江周年で5年ぶり3度目のG1を手にした。これ以上ないリズムでSG開幕戦を迎えられるだろう。

 21日はドリーム戦展望、注目エンジンを紹介する。

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