SG「第25回オーシャンカップ」21日開幕　あと4日　ボートレース鳴門

田村隆信（右）と石野貴之
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◆レースコンセプト　
　９６年に海の日を記念して創設されたＳＧ競走。全ＳＧの中で２番目に新しく、今年で２５回目を迎える。
　基本的な選考基準はＧ１とＧ２の成績。１年間の優勝戦得点上位者が参加資格を得る。この得点はＧ１、Ｇ２の優勝戦着順点と出場回数から算出。ただし選考期間中に出走１６０回を満たす必要がある。
　この他にオーシャンＣ前年度覇者、前年のグランプリ優出６選手、直前のＳＧグランドチャンピオンの優勝者に優先出場権が与えられる。

◆水面特性　
　今年の舞台は徳島県にあるボートレース鳴門。１６年以来、２度目のオーシャンＣ開催を迎える。水質は海水。コース幅が狭いためセンター、アウトの活躍が目立つ。中でも注目は３コース。１９年７月～２０年６月の１着率は１４・３％。戸田に次いで２番目に高い。

◆当地得意選手ピックアップ
　田村隆信は今大会ただ１人の徳島勢。それだけに当地優勝回数はダントツの１７回を誇る。デビュー２１年目で初挑戦となる地元ＳＧ。燃えない訳がない。過去２度の鳴門ＳＧを共に優勝した石野貴之も忘れてはいけない。Ｆ休み前に相性抜群の舞台で賞金を上乗せしておきたいところだ。