SGカウントダウンコラム

SG「第55回ボートレースクラシック」17日開幕 あと5日 ボートレース平和島

[ 2020年3月12日 05:30 ]

石野貴之(左)と桐生順平
Photo By 提供写真

 ◆石野 G1ダイヤモンドC制覇 勢い証明

 ≪注目選手(1)≫今大会最大の注目は19年のMVPに輝いた石野貴之だろう。昨年の夏以降、SGで大暴れ。メモリアル優出3着、ダービーで準優勝、そしてチャレンジカップで7度目のSG制覇を達成した。そして迎えたグランプリ。自身6度目の優出を果たすと、優勝戦をイン逃げで制し、09年松井繁以来、10年ぶりに大阪支部に黄金のヘルメットをもたらした。今年1月、若松で行われたG1ダイヤモンドカップを優勝。20年に入っても勢いが衰えていないことを証明した。年またぎのSG3連覇を成し遂げても驚かない。

 ◆桐生 当地で2度G1優勝!V期待十分

 グランプリ優勝戦で石野にあと一歩まで迫った桐生順平もスタンバイしている。桐生の過去3度のSG優勝のうち、2回がクラシック。15年尼崎の第50回、17年児島の第52回大会を制した。桐生にとって最も相性のいいSGと言っても過言ではない。舞台の平和島も得意にしている。16年の62周年、19年の関東地区選手権で2度のG1優勝を達成した。まさに今大会は桐生にとってうってつけ。17年グランプリ以来、久々にSGの美酒を味わう可能性は十分にある。

 13日は永田秀二、福来剛両選手を紹介する。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る