SGカウントダウンコラム

SG「第29回グランドチャンピオン」18日開幕 あと5日 ボートレース多摩川

[ 2019年6月13日 05:30 ]

吉田拡郎(右)と松井繁
Photo By 提供写真

《注目選手(1)》

◆吉田、前走児島周年で悲願の地元G1制覇

 直前になって実力者たちのボルテージが上がっている。まずは14年オーシャンC以来のSG制覇を狙う吉田拡郎だ。4月の桐生一般戦で今年初優勝を挙げると、5月初戦の芦屋一般戦で即座にV回数を上乗せ。そして極め付きは4日に終わった児島周年だった。評判機を手に入れると、ノーハンマーを貫いて予選をトップで通過。準優と優勝戦もきっちり逃げ切り、悲願の地元G1初制覇を達成した。多摩川では優勝こそないが、過去にG1で2優出。水面相性も悪くないだけに、二つめのSGタイトルを獲得しても不思議はない。

◆松井、前走桐生周年で58回目のG1制覇

 現役最強レーサー・松井繁も復調気配を漂わせる。4月の宮島マスターズチャンピオンで今年2度目のG1優出を果たすと、続く住之江GW開催を優勝。福岡オールスターこそ苦戦を強いられたが、5日に終了した桐生周年で1年半ぶり58回目のG1制覇を飾った。それも2連対率30%未満の低勝率機を立て直してのV。グランプリ返り咲きに向け、徐々にエンジンがかかってきた。多摩川でもG1・3Vと実績は十分。次なるターゲットは5年ぶり13回目のSG制覇だろう。

 14日は山崎智也、湯川浩司両選手を紹介する。

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