SGカウントダウンコラム

PG1「第20回マスターズチャンピオン」16日開幕 あと6日 ボートレース宮島

[ 2019年4月10日 05:30 ]

ボートレース宮島の水面
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《水面・エンジン》マスターズチャンピオンが行われるボートレース宮島は広島県南西部にある。瀬戸内海を挟んだ対岸には、世界文化遺産に指定されている厳島神社。日本三景に隣接しているだけあって、全国24場の中で最も景観が良いレース場と言っても過言ではないだろう。

◆波乱起こす要素は潮の干満と風向き

 18年4月から19年3月のコース別1着率は1コースから57%、13%、12%、10%、6%、2%。どのコースも全国平均と大差なく、インが強いオーソドックスな競走水面だ。
 ただ、波乱を起こす要素も点在する。まずは潮の干満だ。満潮時はうねりが発生しやすく、他の海水場と同様に乗りにくくなる。さらに風にも注意を払う必要がある。当地は午前と午後で風向きが変わる傾向があり、スタートを決めるのが難しい。まだ勘をつかみ切れていない序盤は地元勢にアドバンテージがあるだろう。また、強烈な西日も選手を悩ませる。後半レースは想定外のスリット隊形になっても不思議はない。

◆50、55、59号など良機が目立つ50番台

 現行エンジンは昨年9月に導入。全機13節以上使われ、相場は固まっている。50号、55号、59号など50番台に良機が目立つ。
 11日は前本泰和、平尾崇典両選手を紹介する。

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