SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと11日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと20日

[ 2018年12月8日 05:30 ]

馬場貴也(左)と寺田千恵
Photo By 提供写真

 ◆馬場、トップクラス旋回力で初出場Vだ

 9位は馬場貴也。憧れの先輩、守田俊介のダービー優勝を目の当たりにし「一緒にグランプリに行けたら」と、刺激され臨んだチャレンジカップ。節一級のパワーを味方に優勝条件を見事にクリア。42位からの大逆転進出を決め時の人となった。12年1月のびわこ優勝戦、上がりタイム1分42秒2は日本最速レコード。チャレンジカップ準優の1分44秒4は出力低減モーター以降のレコードタイムでもありターンの完成度は高い。混戦での立ち回りや凡機を引いた場合など課題は残されるが、純粋な旋回力はトップクラスだ。

 ◆寺田、クライマックス皆勤の実力見せる

 女子の9位は寺田千恵。今年は3月のまるがめ一般戦で男子5人を相手にイン逃げV。優勝はその1度きりだが、8月のレディースチャンピオンでは準優勝、ほか11回の優出を果たし安定した一年を過ごした。レディースチャレンジカップには12位と予断を許さない状態で乗り込んだが、選抜戦をきっちり制し9位にランクアップ。これでクライマックス皆勤賞は寺田だけ。しっかりとした足回りを引き出し、何コースでも戦える寺田は常にV候補の一角となる。

 9日は岡崎恭裕、中村桃佳両選手を紹介する。

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