SGカウントダウンコラム

SG「第28回グランドチャンピオン」19日開幕 あと6日 ボートレース徳山

[ 2018年6月13日 05:30 ]

ボートレース徳山の水面
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 《水面・エンジン》

 ◆インが圧倒的に強い瀬戸内海に面する海水面

 グランドチャンピオンの舞台となるボートレース徳山は山口県南部に位置する海水のレース場。SGが開催されるのは1954年の第2回ダービー以来、実に64年ぶりとなる。瀬戸内海に面しており、大潮時の干満差は3メートルを超える。それでも地元の今村豊が「水面が穏やかだから走りやすい」と語るように、選手を困らせる変な癖はない。これはレース場の西にある太華山が1M側から吹く風を遮るからで、1年を通してホーム追い風が多い。また、グラチャンの時期は強風もめったに吹かない。今大会は絶好の静水面の中で行われる可能性が高いだろう。

 緩いホーム追い風が吹いているのだから当然、インコースが圧倒的な強さを誇る。昨年6月から今年5月までの当地1コース1着率は64・3%。全国平均(53・5%)を10%以上も上回っている。これは1号艇にA級レーサーを配置する番組編成が大きな影響を与えているが、今年1月の当地周年記念でも1号艇が節間55勝。グレードに関係なくイン優勢の傾向だ。

 現行エンジンは5月8日に導入したばかりで、グラチャンが使用5節目。相場は完全な不透明状態だ。

 14日は中島孝平、白井英治両選手を紹介。

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