SGカウントダウンコラム

SG「第28回グランドチャンピオン」19日開幕 あと7日 ボートレース徳山

[ 2018年6月12日 05:30 ]

湯川浩司
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 《歴史・出場資格》

 ◆最高峰の舞台で結果残した選手が参戦「SGの中のSG」

 グランドチャンピオンは91年に創設されたSG競走。通称はグラチャン。11月のチャレンジカップ、7月のオーシャンカップに次いで3番目に新しいSGで、今年で28回目を迎える。

 選考基準は前年4月から3月までのSG成績。最高峰の舞台で結果を出した選手しか参戦できないため、SGの中でも出場者のレベルが特に高い。これが「SGの中のSG」と呼ばれる理由だ。まず優先出場権が手に入るのは前回覇者、前年のグランプリ優出6選手、直前のSGオールスター優勝者の延べ8人。次に選考期間内のSG優勝戦完走者、同期間中のSG予選得点上位者の順で参加資格が与えられる。ただし、優勝戦完走者と予選得点上位者は、A1級と選考期間中160走以上という2条件もクリアする必要がある。

 歴史の浅いSGだが、すでに4選手が複数回のグラチャン制覇を飾っている。中でも湯川浩司は同レース単独トップの3V。それも第17、18、20回と、わずか4年間で達成したものだ。決戦の舞台となる徳山ボートはG2制覇の実績がある水面。記録更新の4度目Vがあっても不思議はない。

 13日は徳山の水面特性などを紹介する。

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