SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと10日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと19日

[ 2017年12月9日 05:30 ]

前人未到の4度目のGP制覇が懸かる松井繁(左)とレディースオールスター初代覇者の山川美由紀
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 ◆松井 前人未到V4へリズム最高潮

 賞金ランク8位は松井繁。これで12年連続22回目のグランプリ出場となった。毎年、早い時季から活躍して賞金争いを引っ張っていくのが松井のスタイル。しかし、今年は秋口までボーダー近辺と存在感がやや薄れていた。だが、佳境に近づいた10月に入りいよいよ本領を発揮。まずは桐生周年を制覇してジャンプアップ。11月には福岡周年もV。GP出場確定後も勢いは止まらない。5日の尼崎周年もインから押し切って優勝。“王者”の称号にふさわしい快進撃が続いている。前人未到のGP4Vに向けリズムは最高潮だ。

 ◆山川 レディースオールスター覇者がV奪取へ気合十分

 女子8位は山川美由紀。今年のハイライトは何と言っても2月に宮島で開幕したG2第1回レディースオールスターでの活躍だろう。低勝率機とのコンビで心配されたが、見事機力を立て直し1号艇で優出。優勝戦ではただ1人コンマ0台のSを決めてイン逃げV。初代覇者として名を刻んだ。直後のまるがめで3V目を飾ったあとは優勝はなし。だが、優出はコンスタントにしており調子を落としている訳ではないだろう。優勝候補の1人であることは間違いない。

 10日は毒島誠、海野ゆかり両選手を紹介する。

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