SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと12日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと21日

[ 2017年12月7日 05:30 ]

今年後半の鬱憤を晴らしたい菊地孝平(左)と昨年のシリーズ覇者の川野芽唯
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 ◆菊地 度胸満点スリット攻勢で暴れる

 10位は菊地孝平。今年2月に開催された地元浜名湖周年では同期同県の良きライバル・坪井康晴のインを差し切り早々とG1制覇。同月の東海地区選で優勝戦5着、17年のSG第1弾、クラシックでは優勝戦3着。17年後半に入るとやや失速気味となったものの、2年連続のグランプリ出場を決めた。菊地の最大の武器は度胸満点のスリット攻勢。消化不良となった今年後半の鬱憤(うっぷん)を住之江で晴らしたい。チャレンジCをF休みで棒に振りシリーズ組となってしまった坪井の分まで暴れてくれるはず。

 ◆年末の女王・川野 2度目の頂点狙う

 第4回大会覇者の川野芽唯は2度目のベスト12入り。昨年は前年覇者でありながらシリーズ戦へ。そこで川野は優勝という最高の形で雪辱を果たしたのだ。「見ている人をあっと言わせたい」というテーマを掲げ走る川野は意外性を秘めた選手からいつしか頼れる女子のトップレーサーへと成長。もともとが初優出で初Vを果たした勝負強さの持ち主。歯車がかみ合ったシリーズのレース運びは圧巻としか言いようがない。クライマックス、シリーズの両冠を持つ年末の女王・川野が2度目の頂点を狙う。

 8日は茅原悠紀選手、平高奈菜選手を紹介。

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