SGカウントダウンコラム

PG1「第18回マスターズC」11日開幕 あと4日 ボートレース津

[ 2017年4月7日 05:30 ]

山川美由紀(左)と日高逸子
Photo By 提供写真

 【山川&日高 初の“女流名人”誕生だ/今年3Vの山川 全速スタートでねじ伏せる、当地3Vの日高 当大会2度の優出今度こそ】

 《注目選手(2)》女子は地元の垣内清美(施行者希望)を含めて4人が出場。いずれも男子に負けず劣らずの実力者たち。初の“女流名人”誕生にも期待がかかる。

 いま最も脂が乗った女子レーサーといえば山川美由紀だろう。今年はすでに3V。2月に新設されたG2レディースオールスター(宮島)の初代女王としてその名を刻んだ。女子賞金ランキングは年明けから絶好調だった長嶋万記を抜いてトップ。誰も手がつけられない状態だ。全速スタートでねじ伏せる“パワークイーン”。女子選手として42年ぶりの男女混合G1競走優勝(99年鳴門四国地区選手権)、女子初の通算2000勝達成(13年)と数々の金字塔を打ち立てた。自身3回目のマスターズで新たな勲章を手にするか。

 “グレートマザー”日高逸子は第11回(10年徳山)、第14回(13年びわこ)と2度の優出。14回大会は波水面を乗りこなし、準優勝の活躍だった。女子戦の総決算、クイーンズクライマックスは新設初年度から皆勤賞。55歳にして今なおトップランナーの一人だ。津水面は優勝3回と相性は悪くなく、女子初の快挙を狙う。

 8日は西島義則、大嶋一也両選手を紹介する。

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