SGカウントダウンコラム

PG1「第18回マスターズC」11日開幕 あと5日 ボートレース津

[ 2017年4月6日 05:30 ]

滝沢芳行(左)と渡辺睦広
Photo By 提供写真

 【63期・渡辺睦&滝沢デビューV決める/渡辺睦 2月の関東地区選でG1初優出、滝沢 当地優勝5回の好相性新風吹かす】

 《注目選手(1)》初出場はグランプリ優勝歴(00年平和島)のある市川哲也を含めて10人。たとえSG覇者であろうとも新兵は新兵。名人たちがひしめくマスターズ。“若さ”でアタックだ!

 東京支部の渡辺睦広は“新人”の中でも異色の選手だろう。通算G1出場は今大会を含めてわずか4回。目立った実績はなく長らくA2級とB1級を行き来したが、近年は優出回数が増加。16年後期から3期連続のA1級が確実視される48歳だ。好調を印象づけたのが2月の関東地区選手権(桐生)。初戦の6着をはね返し、デビュー29年目にしてG1初優出を果たしたのだ。ターン回りを重視し、道中戦で粘り強さを発揮。充実一途、遅咲きの大輪を咲かせるか。

 渡辺睦と63期の同期である滝沢芳行はれっきとしたSGタイトルホルダーだ。01年とこなめダービー優勝戦、3コースからまくりで栄冠を手にした。ホーム水面の戸田で磨き上げたスタート全速強攻スタイルは不変だ。大会の舞台となる津は優勝5回と好相性。マスターズでも新風を吹かせるだろう。

 7日は山川美由紀、日高逸子両選手を紹介する。

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