SGカウントダウンコラム

PG1「第18回マスターズC」11日開幕 あと6日 ボートレース津

[ 2017年4月5日 05:30 ]

ボートレース津の水面
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 【風向きで狙い目変わる海水混じる汽水面/S巧者や目標物を把握の東海勢が有利、エース機は2連対率断然トップ58号機】

 《水面・エンジン》水面はプールになっているが、海に近いため海水が混じる汽水。伊勢湾に面しており太平洋から吹く南風の通り道になる。夏場は季節風にさらされ、冬場は鈴鹿山脈からの吹きおろしが直撃。そのため強風が吹くと水面コンデションは急激に悪化する。全国共通で追い風なら差し、向かいならまくりが狙い目になるが、マスターズが開催される4月は風向きが一定しておらず天候をまめにチェックすることが必要になる。

 風によるS勘のズレも勝敗に影響する。向かい風と追い風では2艇身ほどの違いが生ずるため常に勘を修正する必要がある。S巧者と呼ばれる選手、目標物を把握している東海地区の選手が有利になるだろう。コースはインが強い印象を受けるが、実際は1枠に強い選手を組むシード番組がイン勝率を上げているため、数字ほど強くはない。

 今回使用されるエンジンは昨年9月からのもの。断トツの2連対率トップは58号機。初下ろしのヴィーナスで小野生奈、1月の匠シリーズで柴田光が優勝するなどバランス型のエース機だ。ほか50号機、14号機が津のベスト3機に属する。

 6日は渡辺睦広、滝沢秀行両選手を紹介する。

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