SGカウントダウンコラム

SG「第52回クラシック」15日開幕 あと4日 ボートレース児島

[ 2017年3月11日 05:30 ]

田頭実(左)と江口晃生
Photo By 提供写真

 【江口&田頭マスターズ世代に大暴れの予感/22年ぶりの関東王者・江口、8連続優出中 九州地区選V・田頭、リスク度外視まくる】

 《注目選手(2)》出場メンバーのうち登録番号が一番古い江口晃生、2番目の田頭実。御年52歳と49歳のマスターズ世代。ともに今年の地区選手権を制し、衰え知らずとはまさにこのこと。

 近況「神ってる」のが上州群馬の御大将・江口だ。昨年11月からの新期は勝率8・32、優勝6回と驚異の成績。同月のからつから8連続優出中と充実一途だ。関東地区選(桐生)ファイナルでは山崎智也、毒島誠ら頼もしい後輩たちの攻めを受け止めインを押し切り、22年ぶりの関東王者の称号を手にした。「どこでもどんな状況でも勝ちにこだわって走りますから」。いくつになっても、勝ちに飢えまくる勝負師。主役級の活躍を見せてもなんらおかしくない。

 田頭は昨年のG1マスターズチャンピオン(びわこ)の覇者。今年の九州地区選は6枠で優出し、前付け3コースからまくって勝った。スタートタイミングはコンマ02だった。度重なるスタート事故により、来期A級維持の出走回数確保は厳しい状況も、胸に秘めるのはファンへの感謝。リスク度外視のまくりスタイルで魅了する。

 12日は瓜生正義、石野貴之両選手を紹介する。

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