SGカウントダウンコラム

SG「第52回クラシック」15日開幕 あと6日 ボートレース児島

[ 2017年3月9日 05:30 ]

ボートレース児島の水面
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 【1コース1着率54・1%逃げ連発の海水面/潮位差大きく干満でレース傾向が変化 2連対率80%超の47号機ダントツも】

 クラシックの舞台となるボートレース児島は岡山県南部に位置する水面。瀬戸大橋のたもとに近いため、香川県から電車で行っても遠くはない。SG開催は12年チャレンジカップ以来、4年4カ月ぶりとなる。

 瀬戸内海に面しているため水質は海水。潮位差が大きく、干満によってレース傾向も変化する。うねりが発生する満潮時は舟が暴れやすい。握って回ると、ターンが流れることが多い。内寄りコースが有利で、逃げや差しが幅を利かせる。対照的に、水面が落ち着く干潮時は全速ターンが決まりやすい。まくり、まくり差しの出番だ。しかし、年間を通して見ればインが圧倒的に強い。16年3月から17年2月までの1コース1着率は54・1%。全国平均を約3%上回っている。SGならば、イン逃げが連発しても不思議はない。

 現行エンジンは1月14日に導入したばかり。使用回数は4〜5節で、機力相場も固まってはいない。2連対率は80%超をマークする47号機がダントツだが、これまでの乗り手4人は全てA1級。そのうち2人はSG覇者だった。数字をうのみにするのは危険だろう。

 10日は茅原悠紀、村上純の両選手を紹介する。

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