今週の丸山元気!

ヴィクトリオン 落ち着いて臨めれば

[ 2022年8月5日 16:46 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて9鞍に騎乗します。

アイレ(土曜2R)は芝・ダートというより、気難しい面があるので、その辺がどうかですね。

メイレンシュタイン(土曜9R)は大きな上積みはありませんが、状態は悪くはありません。ただ、頭数が増えるのでどこまでやれるか。今回もいい走りを見せてほしいところですが…。

サヴァビアン(土曜10R)は前走のように行った方がいいですね。あとはどこまで粘れるか、展開次第になります。

ヴィクトリオン(土曜12R)は距離が短くなるのはいいですね。うるさい面がありますが、落ち着いて臨めればもっとやれても良さそうです。

ネレイド(日曜10R)はテンに行ける脚はありますが、昇級でどんなものか。力試しになりそうです。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rアイレ ☆☆
 気難しい気性だが、2走前に0秒1差3着があるようにスピードは秘めている。ドレフォン産駒で血統からダート替わりは好材料。やや低調な今回のメンバー構成なら上位食い込みも。近走安定しているカイザーレオン、末脚堅実なエピファニアペスカとセイウンマリンガーが上位候補か。

4Rバンクロール ☆☆
 前走は馬体が回復し、距離延長も功を奏して5着と好走。滞在競馬が合っている印象で、展開ひとつで上位食い込みも。3戦連続で2着のトーホウテンリュウ、脚質に幅が出たアトランティス、調教の動きが良いアントウェルペンが上位候補か。

7Rヴァンデリオン ☆
 前走は中団から差を詰めて5着と健闘も、勝ち馬とは1秒差。差す競馬が板に付いてきたが、現状では展開の助けが必要。近走安定しているプリティインピンク、前走は躓く不利があったトランペットシェル、末脚堅実なサウンドブライアンが上位候補か。

9Rメイレンシュタイン ☆
 前走は3着と好走したが、道悪と少頭数で恵まれた印象。今回は頭数が増え、速い時計の出る馬場でどこまでやれるか試金石。叩き2戦目で距離短縮も好材料のスカイフォール、好仕上がりのディープレイヤー、小回り1800メートルは合うサルサロッサが上位候補か。

10Rサヴァビアン ☆☆
 前走は積極的な競馬で3着と好走。同型との兼ね合いが鍵になるが、今回も先行策が叶えば粘り込みがあっても。前走好時計で快勝したクレスコジョケツ、前走はスタートで躓く不利があったモズマゾク、長くいい脚を使うシンヨモギネスが上位候補か。

12Rヴィクトリオン ☆
 気難しい気性で滞在競馬は合っているが、好走するには注文が付く。久し振りの芝でもあり、条件替わりでメドが立てば…。洋芝は合いそうなモンタナアゲート、距離短縮で粘りが増しそうなエクラノーブル、好仕上がりのレディズビークが上位候補か。

日曜日
1Rブルーシャトー ☆
 初戦は14着と大敗。大型馬でダート替わりで良さそうだが、どこまで前進できるか…。先行力があるキスオンザビーチ、ダート替わりは良さそうなジャンマギアーナ、好馬体で動きも良いサトノミスチーフが上位候補か。

4Rアルカンサス ☆
 ここまで9戦しているが、7着が最高着順。現状では展開の助けがないと…。前走は不利があったウォータージオード、3戦連続で2着のシャンダス、堅実なテイエムビシャモンが上位候補か。

10Rネレイド ☆☆
 前走はスローとはいえ、持ち前のダッシュ力を生かし逃げ切り勝ち。昇級初戦になるが同型が少なく、再度自分の形に持ち込めれば粘り込みがあっても。前走は出遅れが応えたニューアリオン、長くいい脚を使えるラキエータ、洋芝適性が高いドロップオブライトが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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