今週の丸山元気!

コントラチェック できれば逃げたい

[ 2022年2月25日 14:15 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

アップフルーク(土曜5R)はいいモノは持っていそうです。ただ、まだトモがもうひとつです。後々は走ってきそうな印象を受けましたが、初戦は素質でどこまでやれるかだと思います。

ノーベルプライズ(土曜12R)はハマり待ちですね。終いは確実に脚を使ってくれるので、いつも通りの形で展開が向いてくれれば。

クイーンアポーン(日曜1R)は距離は短ければ短いほどいいと思います。あとは展開がハマればいいですね。

テッシトゥーラ(日曜5R)はこの中間、妙にうるさい面があるのでその辺がどうかです。当日の落ち着きが鍵になりそうです。

ステラータ(日曜10R)は前走負け過ぎなのでなんとも言えませんが、1200メートルに戻ってどこまで変わってくれるかです。

コントラチェック(日曜11R)は同型がいますが、できれば逃げたいですね。外めの枠もどうかですけど、リズム良く運べれば頑張ってくれると思っています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rカルラファクター ☆☆
 近2走7、9着だが、ダートの走りは悪くはなく、距離が忙しかった印象。使いつつ調教の動きは良くなっており、1800メートルに延びる今回は上位食い込みがあっても。動き抜群で素質高いラウレッタ、立て直して好仕上がりのエディッタ、前走は勝負所で不利があったデルマティターニアが上位候補か。

2Rタイコネン ☆
 初戦は不利があったとはいえ、非力な走りで13着。もう少し経験を積まないと現状では厳しい印象。末脚堅実なミニョンルミエール、立て直して好仕上がりのカルーナブルガリス、先行力があるデアリングヒューズが上位候補か。

5Rアップフルーク ☆☆
 全兄エターナルヴィテスは現3勝クラス。もう一追いほしい印象だが、3頭併せで先着した最終追い切りの動きは良く、素質は秘めていそう。馬具を工夫して臨むデコラシオン、2戦連続で2着のカヨウネンカ、渋太さがあるアルマラウラが上位候補か。

7Rペイシャエス ☆
 前走は9着だったが、現状の力は発揮した印象。今回相手関係が楽になったとはいえ、1勝クラスではもう少し経験が必要か。前走楽勝したチャプリとジョイス、現級で2着2回があるセイルオンセイラーが上位候補か。

8Rタイガ ☆
 中央再転入後は3戦して9着が最高着順。距離延長で少しでも前進があればいいが…。前走は砂を被り気難しい面を出したランドアーティスト。マイペースなら渋太いタイセイマーベル、叩いて上積み十分のテイエムアトムが上位候補か。

12Rノーベルプライズ ☆☆☆
 3戦連続でメンバー最速の上がり。後方一気型で他力本願な面はあるが、展開ひとつで上位食い込みがあっても。中山ダート1200メートルは好相性のスターリングワース、近走安定しているコパシーナ、前走は太目残りが応えたロードクラージュが強敵か。


日曜日
1Rクイーンアポーン ☆☆
 着順は一息だが、ダート1200メートルは2戦ともにメンバー最速の上がり。立て直した効果とベストの距離で変わる可能性も。休ませて調教の動きが良くなったセントイライアス、長くいい脚を使えるピカリエ、安定しているマキアージュが上位候補か。

4Rジェイエルジェット ☆
 ここまで3戦しているが、全て二桁着順。初めての1800メートルで少しでもいい面が出ればいいが…。前走2着惜敗のビートエモーション、前走は不利があったマルクドヌーヴ、距離延長は好材料のコスモガラクシアが上位候補か。

5Rテッシトゥーラ ☆
 近2走が7、10着だが、調教の動きから能力は秘めているはず。立て直した効果でどこまで変わるかだが…。一叩きして動きが良くなったホイッスルベイト、末脚堅実なブローザホーン、じっくり立て直し好仕上がりのシャーマンズケイブが上位候補か。

6Rジェイエルフラッグ ☆
 過去に現級でも好走歴はあるが、近走成績が一息。現状では展開が向かないと…。末脚堅実なズールー、叩いて動きが良くなったエレガントチャーム、立て直した効果が窺えるキアヌマウナが上位候補か。

8Rジュラメント ☆☆
 前走7着も勝ち馬とは僅か0.5秒差。末脚は堅実で、やや低調な今回の組み合わせなら展開ひとつで食い込みがあっても。前走は勝ちに等しい2着だったアルマセクメト、安定しているプルスウルトラ、揉まれなければ渋太いルヴァンヴェールが上位候補か。

10Rステラータ ☆☆
 2走前に丸山騎手が騎乗し中山ダート1200メートルで2勝クラス勝ち。前走は距離が長く16着と大敗したが、ベストの距離で53キロのハンデなら変わり身があっても。ダートでは底を見せていないスワーヴシャルル、前走好時計で楽勝したハコダテブショウ、末脚堅実なディスモーメントが上位候補か。

11Rコントラチェック ☆☆
 距離は違うが中山は重賞3勝含め4勝と好相性の競馬場。同型との兼ね合いがカギになるが、距離短縮と斤量減、更には開幕週の馬場と条件は揃っており、一発があっても不思議ではない。長期休養明けも好仕上がりのガロアクリーク、実績上位のダノンザキッド、斤量54キロは好材料のマルターズディオサが上位候補か。

12Rダルムシュタット ☆
 現級では6戦して5着が最高着順。最後は差を詰めるが、現状ではパンチ不足の印象。使いつつ本調子に戻ってきたアナンシエーション、中山は合うロンコーネとダイワドノヴァンが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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