今週の丸山元気!

キタノリューオー 今回もゲートだけ

[ 2021年11月26日 14:07 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて10鞍に騎乗します。

ボーンジーニアス(土曜7R)は差す競馬が板に付いてきましたね。速い時計勝負になった時の不安はありますが、今回もいつも通りの競馬をしてどこまでやれるかです。

ペイシャエス(土曜9R)はまだ緩さが残るなかでも新馬戦で頑張ってくれましたからね。まだこれからの馬ですが、相手が強くなってどこまでやれるか、試金石になります。

テッシトゥーラ(日曜6R)は追い切りをやる毎に良くなってきました。少しピリピリしてきましたが、今のところはそこまで問題ないと思いますし、初戦からどこまでやれるか。相手次第ですが楽しみです。

キタノリューオー(日曜10R)はまだゲートの駐立に怪しいところがあります。いい脚を使ってくれるので、今回もゲートだけ。スタートが決まればいい競馬ができると思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rセイウンシデン ☆☆
 前走こそ11着と崩れたが、2~3走前は3、4着と悪くない内容。今回初ダートになるが、ダート調教の動きや時計は及第点。もう一押しが利く可能性も。前走大きな不利がありながらも3着と素質示したトーセンエルドラド、末脚堅実なアポロプラネット、立て直して動き上々のキボウノホシが上位候補か。

7Rボーンジーニアス ☆☆☆
 後方から長くいい脚を使えるタイプで、昇級初戦の前走でも2着と好走。スローの瞬発力勝負になった時の対応がカギになるが、地力強化は顕著で今回も上位食い込みを期待できそう。立て直した効果で前走2着と変わり身を見せたマンインザミラー、末脚堅実なリンフレスカンテ、東京は大崩れが少ないエクスインパクトが強敵か。

9Rペイシャエス ☆☆
 前走は好位からメンバー最速の上がりを使い快勝。競馬センスが良く、前走内容から時計短縮も十分可能。好メンバーが揃った今回でも大きな差はなさそう。スピードがあり距離短縮は好材料のヘラルドバローズ、唯一の2勝馬ベストリーガード、新馬戦をノーステッキで圧勝したコンシリエーレが上位候補か。

10メイショウマサヒメ ☆☆
 前走は出遅れていつもより位置取りが悪く9着。前々で運べれば渋太いタイプで、クラス3戦目の今回、発馬が決まれば食い込みがあっても。一旦先頭に立ち前走勝ちに等しい内容だったコラルノクターン、中央再転入後2連勝と底を見せていないクロパラントゥ、距離延長は好材料のララクリュサオルが上位候補か。

11Rジェネラーレウーノ ☆
 近走成績が冴えず、前走も18着とシンガリ負け。初ブリンカーの効果でどこまで変わるかだが…。マイルに短縮して前走変わり身を見せたタイムトゥヘヴン、前走は直線で不利があったジュンライトボルト、折り合いが付けばいい脚を使うスライリーが上位候補か。

日曜日
3Rソアリング ☆
 前走は後方から差を詰め7着も、勝ち馬とは1.8秒差。展開が向かないと上位までは…。2戦連続で2着のカンピオーネ、惜敗続きのセイウンハルカニ、立て直した効果で前走3着と好走したクリスタルウエイが上位候補か。

4Rアースロマン ☆
 2戦して13着と9着。現状ではまだ力不足は否めず、今回も上位争いまでは…。前走は脚を余したハリウッドフェーム、2戦連続で2着のシエロフェイス、広い東京で見直せるウィズグレイスが上位候補か。

6Rテッシトゥーラ ☆☆☆
 一追い毎に動きが良くなり、最終追い切りでは既走馬相手に楽に先着。水準以上の動きを見せており、初戦から上位争い可能。良血馬で動きも素軽いサリエラ、乗り込み十分で好仕上がりのサイルーン、目立った時計は出していないが芝向きのいい走りをするフィルクローバーが強敵か。

7Rブレーヴトライ ☆
 前走は浦和で勝ち賞金を加算。1400メートルは合っているが、中央1勝クラスでは少し慣れが必要か。前走の末脚が目立っていたコングールテソーロ、クラス慣れし前走2着とメドを立てたブラックパンサー、渋太さがあるコーンフィールドが上位候補か。

10Rキタノリューオー ☆☆☆
 昇級初戦の前走で、持ち前の長くいい脚を使い2着といきなりメド。課題のスタートが今回も決まれば上位争い可能。立て直して好仕上がりのセラン、渋太さがあるエコロファルコン、相手なりに走るナーシサステソーロが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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