今週の丸山元気!

チビラーサン 展開ひとつ

[ 2021年10月29日 11:09 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて11鞍に騎乗します。

クルールデュヴァン(土曜2R)は前走いい脚を使ってくれましたからね。今回は距離がありますし、直線も長いので、展開ひとつだと思います。

ユイノゴトク(土曜3R)は追い切りに乗りましたが、前走を使って状態は良くなっていますよ。ただ、テンションが上がらないか心配。当日の気配次第ですね。

ビレッジシングル(日曜1R)の前走は休み明けで本調子ではありませんでしたが、ダート替わりが良かったですね。叩いた今回は楽しみです。

ペイシャエス(日曜4R)は追い切りで乗りましたが、いい動きでした。まだ子供っぽいところはありますが、初戦から楽しみにしています。

ネオヒューズ(日曜7R)は芝スタートだと置かれるので、その辺がどうかです。でも末脚は堅実ですよ。

チビラーサン(日曜9R)の前走は指示があり直線で外に出しました。最後はいい脚を使ってくれましたが、馬込みに突っ込んでいった方がいいかもしれません。頭数が少ないですし、展開ひとつだと思います。

アイスシェルフ(日曜12R)は、なかなかトモがハマらず前走はあの位置からの競馬に。それでも最後はいい脚を使ってくれましたし、もう少しついていければチャンスはあると思っています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rソアリング ☆
 前走は8頭立ての7着。立て直した効果とダート替わりで、どこまで前進できるか…。叩き2戦目で前走2着と変わり身を見せたソニンクヴァース、距離短縮でもう一押しを狙うセイカフォルゴーレ、大型馬で使いつつ状態が良くなっているサトミノマロンが上位候補か。

2Rクルールデュヴァン ☆☆
 前走は出遅れて後方からになったが、直線では見所のある末脚を使い5着。叩いて調教の動きは良くなっており、直線の長い東京なら上位食い込みがあっても。前走は太目残りだったリオンラファール、渋太さ十分のカルーナブルガリス、いいスピードを持っているオードゥメールが上位候補か。

3Rユイノゴトク ☆☆☆
 休み明けで本調子になかった前走でも2着と、やはり素質は高い。叩いた上積みは大きく、今回のメンバーなら再度上位争い可能。前走は競馬センスの良さを見せたインダストリアが最大の強敵だが、前走上々の末脚を使ったダイゴシンリュウ、大崩れが少ないセイウンプラチナが強敵か。

9Rグッドリドゥンス ☆
 前走はスタートで躓くロスがあり、脚抜きのいいダートも合わなかった印象。良馬場で時計がかかれば前進は可能。前走惜しい2着だったグレートバローズ、長く脚を使うオーマオ、前走3着とダート長距離の適性を示したバイシュラバナが上位候補か。

12Rスリーマイトコーズ ☆☆
 前走は案外だったが、立て直して調教の動きは良化。ダート1400メートルは未勝利を勝った舞台でもあり、展開ひとつで上位食い込みがあっても。大型馬で叩いた上積み十分のデュアルキャリアー、前走復調窺える末脚を使ったパルデンス、堅実なコングールテソーロが上位候補か。


日曜日
1Rビレッジシングル ☆☆
 前走はダート替わりが良かったようで、0.2秒差3着と好走。やや低調な今回の組み合わせなら、更に上位も可能か。距離延長は好材料のネコニャンニャン、前走の末脚が目立っていたアポロプラネット、ブリンカー着用で一押しを狙うロサロッサーナが上位候補か。

4Rペイシャエス ☆☆☆
 時計は目立たないが、最終追い切りでは楽な手応えで上々の動き。ダート向きの渋太さがあり、初戦から上位食い込みがあっても。乗り込み十分で馬体の良さも目立つフジシュウセツ、一追い毎に動きが良くなっているニシノコチ、最終追い切りで迫力ある動きを見せたソウテンが強敵か。

7Rネオヒューズ ☆☆
 前走は6着だったが、昇級初戦に加えて休み明けで体も少し太かったことを考慮すると悪くない内容。末脚は堅実なタイプで、展開ひとつで上位食い込みがあっても。ダートではまだ底らしい底を見せていないギャリエノワール、ダートでもう一押しを狙うボマイェ、末脚堅実なクールマニワが上位候補か。

9Rチビラーサン ☆☆
 勝ち馬には離されたが、前走は直線でいい脚を使い5着。少頭数は歓迎で、極端なスローペースにならなければ更に上位も可能。3戦2勝と底を見せていないエスコーラ、4戦連続で2着のキタノインパクト、近2走安定しているドゥラモンドが上位候補か。

10Rニシノホライゾン ☆
 直線では差を詰めるが、現級ではワンパンチ足りない印象。展開の助けがないと…。前走は一旦先頭に立ち見せ場十分の2着だったオヌシナニモノ、末脚堅実なエピックアン、東京は相性が良いアメリカンファクトが上位候補か。

12Rアイスシェルフ ☆☆☆
 前走は道中最後方からの競馬になったが、直線では目を引く末脚を使い4着。間隔を詰めて使えるのは好材料で、更に上位も可能。ダート1400メートルは適条件のバクシン、末脚強烈なフクウン、近2走が楽勝で本格化したロードレイラインが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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