今週の丸山元気!

エピックガール 展開が向けば

[ 2021年9月17日 16:36 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は3日間合わせて13鞍に騎乗します。

ボーンジーニアス(土曜7R)はハマり待ちですね。終いは脚を使ってくれるので、展開が向くかどうかでしょう。

エピックガール(日曜6R)は1200メートルは少し忙しいと思いますが、このクラスでも力は足りるので、あとは展開が向けば。

ニシノラブウインク(月曜2R)の前走は最後苦しくなってモタれましたが、それでも頑張ってくれましたね。悪くない馬ですし、相手ひとつだと思います。

ボルタドマール(月曜3R)は元々調教でそこまでいい動きをする馬ではないですが、状態は悪くないと思います。右回りは外に張る面があるのでその辺がどうかですけど、ダートで安定していますし、楽しみにしています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rクイーンアポーン ☆
 前走はパドックからテンションが高く、直線でも内に刺さり幼い面が残る現状。2戦目で落ち着いて臨めれば前進は可能だが…。前走は優秀な走破時計で2着だったハローメリールー、前走の末脚が目立っていたエレガントミッシー、先行力があり血統からダートも合いそうなグレースブロードが上位候補か。

4Rウェルシュゴールド ☆
 乗り込み本数は十分だが、時計や動きはそこまで目立たない。使いつつ良くなってからか。好馬体で力強さもあるドリームアジェンダ、追い切りを重ねて動きが良くなってきたフレイムジョーカー、スピード十分のキガサが上位候補か。

7Rボーンジーニアス ☆☆
 芝では毎回長くいい脚を使い、前走は待望の未勝利勝ち。血統的に雨で力の要る馬場は歓迎で、今回のメンバー構成なら昇級でも上位争いできそう。好仕上がりのヒシシュシュ、渋太さ十分のスカイシーカー、堅実なマリノアズラが上位候補か。

9Rキタサンヴィクター ☆
 大きく崩れない反面、ワンパンチ足りない競馬続き。追い切り本数が少なく休み明けで急仕上げの印象もあり、展開が向かないと上位までは…。得意のダート長距離に戻るラヴォラーレ、渋太く脚を使うゼローソ、末脚堅実なグッドリドゥンスが上位候補か。

10Rフランジヴェント ☆☆
 長期休養明けになるが、坂路とコースを併用した乗り込みで体勢は整っている様子。過去に現級2着があるように能力は秘めており、今回のメンバー構成なら上位食い込みがあっても。前走はフケで力を出し切れなかったアラビアンナイト、距離延長はプラスに出そうなビューティフルデイ、牝馬限定戦なら力量上位のチアチアクラシカが上位候補か。

11Rメイショウヒバリ ☆☆
 揉まれると大敗するが、先手を奪えれば最後まで渋太いタイプ。今回は同型が少なく距離も1ハロン延長。すんなり逃げることができれば、脚抜きのいいダートを味方に粘り込みがあっても。中山は好相性のラフィンクロンヌ、末脚堅実なゴッドバンブルビー、脚抜きのいいダートは合うクインズヴィヴィが上位候補か。

日曜日
5Rキャリアデザイン ☆
 毎週のように一杯に追われているが、調教時計的にはもうひとつ。使いつつ良くなってからか。いい瞬発力を秘めているアンクロワ、スピード感ある走りを見せているマルアズール、古馬相手に上々の動きを見せているトーセンフルヴィアが上位候補か。

6Rエピックガール ☆☆☆
 前走は11着だったが、出遅れて流れに乗れなかった印象。過去に現級で好走歴が多数あり、発馬が決まれば上位争い可能。休み明けだがいい動きを見せているエバーサニーハート、前走2着とやはりダート短距離は合うヴァンデリオン、前走は包まれ不完全燃焼だったスターファイターが上位候補か。

9Rリフタスフェルト ☆
 2勝クラスでは大敗続き。立て直した効果と鞍上の腕で前進があればいいが…。距離延長は好材料のジェットマックス、昇級初戦の前走でいきなりメドを立てたサイファーシチー、好仕上がりのレッドランサーが上位候補か。

12Rシアープレジャー ☆☆
 前走は直線競馬で案外だったが、2走前に芝1200メートルでいい脚を使い0.5秒差6着。大混戦の今回のメンバー構成なら、展開ひとつで食い込みがあっても。前走はスタートが一息だったイザラ、中山替わりは好材料のオリアメンディ、仕上がりの良さが目立つシュルルヴァンが上位候補か。

月曜日
2Rニシノラブウインク ☆☆☆
 前走は中団からいい脚を使い3着。使いつつ動きが良くなってきた印象もあり、今回も展開ひとつで上位争い可能。距離延長はプラスに出そうなヴィブラフォン、太目の前走を叩き上積み十分のサークルオブライフ、2戦連続2着のショウナンアメリアが強敵か。

3Rボルタドマール ☆☆☆☆
 少し間隔は開いたが仕上がりは良好。ダートでは3、2着と堅実で、前走の3着馬が次走で未勝利を卒業していることからも今回も勝ち負け必至。前走の末脚が目立っていたミュージアムピース、使いつつ動きが良くなってきたアンサングヒーロー、前走は不利があったグレタが強敵か。

9Rインナーアリュール ☆
 毎回終いは差を詰めるが、近走はハマっても掲示板までが精一杯。余程展開が向かないと…。前走完勝で充実著しいサワヤカコーズサン、中山は相性が良いオンリーワンボーイ、安定感があるペルセウスシチーが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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