今週の丸山元気!

ブルーシンフォニー 上位を目指して

[ 2021年4月9日 14:29 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。

ブルーシンフォニー(土曜11R)は追い切りに乗りました。いい馬ですが、少しワンペースかなといった印象を受けました。ただ、マイルの方が良いと思いますし、重賞でも2着がある馬ですからね。上位を目指して頑張りたいと思います。

マイグレーション(日曜6R)の前走は進んで行きませんでした。距離がどうかですけど、楽にいければもっと頑張ってくれると思っています。

アビエルト(日曜9R)は、2走前に乗らせてもらった時のようにうまく立ち回ることができれば。

アルピニズム(日曜11R)は、正直追い切りではそこまでいいという感じは受けないんですが、それでも頑張っている馬ですからね。前走は出負けしましたが、スタートを決めて、ある程度前でこの馬の持ち味を生かしたいですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rネオヒューズ ☆☆☆
前走は出遅れて後方からの競馬になったが、メンバー最速の上がりを使い6着と初出走だったことを考えると上々の内容。叩いた上積みが見込め、距離延長で道中流れに乗れれば上位食い込み可能。安定しているロイヤルダンス、末脚堅実なデルマタモン、前走は上々の粘りを見せたアミラルレジェンドが強敵か。

4Rナイルローズ ☆☆☆☆
前走は初ダートだったが、砂を被っても問題なく2着と好走。中間の動きも良く、再度上位争い可能。前走の末脚が目立っていたクインズミモザ、長くいい脚を使うアラゴナイト、使いつつ調教の動きが良くなっているホウオウハイエストが強敵か。

5Rウインカンターレ ☆
前走は前に行くスピードを見せたが、勝負所で一杯になり15着。叩いた効果で少しでも前進があればいいが…。好仕上がりのディキシーデイズ、素質確かなガンダルフ、新馬戦でタイム差なしの2着と能力十分のヒアーズトゥライフが上位候補か。

7Rニシノライトニング ☆
1勝クラスでは3戦して6着が最高着順。直線で差は詰めるが、現状では展開の助けが必要か。渋太さがあるリンカーンテソーロ、前走の末脚が目立っていたボイラーハウス、前走は不利が応えたビーマイベイビーが上位候補か。

8Rキョウエイゴー ☆
4走前に3着があるが、勝ち馬とは1秒4差。現状では展開の助けが必要。2戦連続で2着のマイネルイリャルギ、好仕上がりのブレッシングレイン、大型馬で使いつつ動きが良くなっているロダルキラーが上位候補か。

9Rエヴァーガーデン ☆
前走は13着と大きく敗れたが、小倉3戦目で疲れがあったか。過去に現級で好走歴があり、中山実績もある。間隔を開けた効果があれば一変があっても。渋太さがあるルヴェルソー、叩いて動きが良くなったアップライトスピン、安定感があるガロシェが上位候補か。

10Rナンヨーアミーコ ☆☆
脚質的に展開の助けが必要なタイプだが、ハマった時の末脚は強烈で、現級でも好走歴多数。差しの利く今の馬場なら食い込みがあっても。1200メートルの方が決め手が生きるスワーヴシャルル、充実著しいトキメキ、好仕上がりのアヌラーダプラが上位候補か。

11Rブルーシンフォニー ☆☆☆
近走成績は一息だが、新潟2歳S2着など能力は十分。パワータイプで今の少し時計のかかる馬場は合っている印象で、上位食い込みがあっても不思議ではない。GI4着の実績があるバスラットレオン、非凡な決め手を持つサトノブラーヴ、末脚堅実なスパークルが強敵か。


日曜日
3Rシュルレアリスト ☆☆
大きくは負けていないが、芝では伸びずバテずでワンパンチ足りない。かなり低調なメンバー構成であり、ダートで詰めの甘さがカバーできれば食い込みがあっても。前走上々の粘りを見せたリバースレーとセンナリ、大崩れがないサノノヒーローが上位候補か。

5Rトーセンガーリー ☆☆☆
ハイレベルの新馬戦で3着など、今の未勝利から能力は上位。骨折明けでやや急仕上げの印象はあるが、今回のメンバー構成なら食い込みがあっても。前走は長くいい脚を使ったボルゾーバー、前走はスムーズさを欠いたヴォリーダ、初出走になるが一追い毎に動きが良くなっているクレストモナークが強敵か。

6Rマイグレーション ☆☆
まだ気性的にアテにしづらい面があり前走16着と大きく敗れたが、2走前2着時が好内容。距離を延ばし前々で運べれば粘り込みがあっても。前走は3角で不利があったロングラン、前走の末脚が目立っていたタマモブトウカイ、前走楽勝だったケイアイシェルビーが上位候補か。

8Rフラッフィクラウド ☆☆☆
好走と凡走が激しいが、現級で2着3回があり地力は確か。一叩きされて動きが良くなっている印象があり、今回も上位争い可能。渋太さ十分のハディア、器用さがあるコスモオリ、現級で好走歴があるリンガスウォリアーが強敵か。

9Rアビエルト ☆☆☆☆
現状では1200メートルがベストのようで、近2走が2、3着。放牧明けになるが、栗東坂路で上々の時計をマークしており状態面に不安なし。今回も上位争い可能。スタート難が解消されたショウナンバニラ、前走は距離短縮で一変したゲンパチアイアン、決め手上位のアカノニジュウイチが強敵か。

10Rリヴィエラ ☆
過去に今回と同じ中山ダート2400メートルで現級2着があるが、近走成績が物足りない。立て直した効果と鞍上の腕でどこまで変わるかだが…。末脚堅実なインナーアリュール、スタミナ豊富なリュードマン、中山は大崩れがないワンダーラジャが上位候補か。

11Rアルピニズム ☆☆☆
前走は13着だったが、出遅れて自分の競馬ができなかった印象。前々で運べれば渋太いタイプで、スタートさえ決まれば上位争い可能。決め手強烈なナランフレグ、中山は相性抜群のマリアズハート、前走が勝ちに等しい内容だったグルーヴィットが強敵か。

12Rエピックガール ☆☆
今回が初ダートになるが、少し捌きが硬いフットワークと、芝ではワンパンチ足りない現状からも、ダート替わりはプラスに出るはず。小倉遠征の疲れもない様子で、一変があっても。2戦連続で2着と完全復調のデルマシャンパン、前走の末脚が目立っていたコーラルティアラ、叩いて動きが良くなったグラディオロが上位候補か。


<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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