今週の丸山元気!

アイスシェルフ 長期休養明けでどこまで

[ 2021年2月12日 12:00 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

ロングテール(土曜2R)は前走が案外でしたからね。馬にヤル気がない感じなので今回はブリンカーを着けますし、距離も延ばしていいところがでればいいですね。

ホーカスポーカス(土曜8R)は中間乗っていますが、状態は良さそうですよ。あとはハマるかどうかです。

アイスシェルフ(土曜12R)は今週乗りましたが、休み明けだなあっといった感じ。能力はこのクラスでも足りると思いますが、長期休養明けの今回はどこまでやれるかですね。

シーレカズマ(日曜1R)は中間乗っていますが、状態は悪くはありません。あとはハマるかどうかだと思いますが、メドの立つ競馬ができればいいですね。


今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rロングテール ☆☆
 前走は外々を回るロスもあり6着だったが、2走前に2着と好走。やや低調なメンバー構成でもあり、脚の使い所ひとつで上位食い込みがあっても。前走は距離延長で変わり身を見せたショスタコーヴィチ、前走はダート替わりで一変したリズムオブザナイト、長くいい脚を使うアウトオブザブルーが上位候補か。

3Rミエルドール ☆
 太目感はないが、追い切り時計が目立たない。使いつつ良くなってからか。入念に乗り込まれ動きも力強いタマモヒップホップ、最終追い切りで先着するなど動きが目立つプロサングエ、もう一追いが理想だが水準の時計は出ているマックスウォリアーが上位候補か。

5Rリュウノハイジ ☆
 ここまで2戦して6着が最高着順。立て直した効果でどこまで変わるかだが…。好仕上がりのスマートルグラン、前走はハイペースに巻き込まれたエクセルローグ、渋太さがあるレイハリアが上位候補か。

8Rホーカスポーカス ☆☆
 近走がワンパンチ足りない競馬続きだが、立て直した効果で丸山騎手の感触は悪くない様子。展開に左右される面はあるが、直線では脚を使えるタイプで、今回のメンバーなら食い込みがあっても。末脚堅実なイザラとメルテッドハニー、使いつつ調子を上げてきたブルーダイヤカフェが上位候補か。

9Rカンバラ ☆☆
 2勝クラス昇級後の成績は一息だが、先行できるのは強味。休み明けになるが仕上がりは良く、マイペースで運べれば粘り込みがあっても。スタミナ十分で長くいい脚を使えるエドノフェリーチェ、末脚堅実なアイアンバローズ、前走はスムーズさを欠いたアルディエンテが上位候補か。

10Rメリーメーキング ☆
 芝・ダート問わず直線では差を詰めるが、現級では馬券圏内なし。現状では展開の助けが必要。昇級初戦の前走で2着といきなりメドを立てたトーセンリスト、前走の末脚が目立っていたネリッサ、充実著しいスワーヴシャルルが上位候補か。

12Rアイスシェルフ ☆☆
 2走前には強敵相手に3着し、前走も素晴らしい差し切り勝ち。ダートではまだ底らしい底を見せていない。骨折による長期休養明けでまだ本調子とまではいかないが、地力の高さで上位食い込みがあっても。器用さがあるカフェスペランツァ、安定感が出てきたペイシャキュウ、東京替わりは好材料のフルデプスリーダーが上位候補か。

日曜日
1Rシーレカズマ ☆
 ここまで2戦しているが、13着と8着。立て直した効果で少しでも前進があればいいが…。太目の前走を叩いて上積み十分のステイホームバブル、渋太さがあるヴィオマージュ、ダートでは安定しているラインオブフェイトが上位候補か。

2Rペダンクルアーチ ☆☆
 初戦からブリンカーを着用するように気性的に頼りないところはあるが、乗り込み量は十分。半兄に平地でOPまで出世したイーグルフェザーがいる血統でもあり、初戦から差のない競馬ができそう。好仕上がりでいいスピードがあるスラップショット、一追い毎に反応が良くなってきたエスジープリンセス、美浦坂路で上々の時計をマークしているイールドブラックが上位候補か。

3Rグランデモナルカ ☆☆☆
 初戦は若さを見せ7着だったが、デビュー前に調教でいい動きを見せていたように素質は十分。ダート適性は未知だが、仕上がりは良く上位食い込みは十分可能。前走は厳しい展開だったターニングアップ、前走3着とダート適性を示したメリオダス、折り合い面から距離短縮は好材料のデルマタモンが強敵か。

4Rゼローソ ☆☆
 前走7着も、メンバー最速の上がりを使っているように脚力は十分。距離延長も問題なく、展開ひとつで上位食い込みがあっても。立ち回りが上手なララシャルロット、末脚堅実なショウリノカンパイ、ダートでは底を見せていないグランツアーテムが上位候補か。
 
10Rロイヤルパールス ☆
 前走は好位から抜け出し3勝クラスを卒業したが、オープン特別で即通用は疑問。まずはメドの立つ競馬ができれば上出来か。末脚鋭いタガノビューティー、揉まれなければ渋太いスパーダ、長くいい脚を使えるニューモニュメントが上位候補か。

11Rユナカイト ☆☆
 前走の京成杯では2番人気に支持されたが、ペースアップに対応できず6着とキャリアの浅さが出た印象。ゆったり構えられる東京に替わるのは好材料で。前で運べる強みもある。展開ひとつで上位食い込みがあっても。競馬センスが良いディオスバリエンテ、GI2着馬ステラヴェローチェ、ハイレベルの新馬戦で勝ち上がったシャフリヤールが上位候補か。

12Rユナカイト ☆
 ここまで2勝クラスで5戦しているが、いまだに馬券圏内なし。立て直した効果とダート替わりでどこまで変わるか…。大崩れが少ないシングシングシング、末脚堅実なトリッチトラッチ、使いつつ調子を上げているラティーンセイルが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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