今週の丸山元気!

ココロノトウダイ 軽ハンデ生かしてどこまで

[ 2021年1月4日 12:00 ]

◎丸山元気騎手のコメント

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。1年怪我に気をつけて、昨年以上の結果を残せるように頑張りたいと思っていますので、今年も応援をよろしくお願いいたします。今年の中央競馬初日の火曜は7鞍に騎乗します。

スペシャルドラマ(火曜6R)は以前よりも成長していますね。競馬では初めて乗りますが、気性も問題なく乗りやすいので、1勝クラスでどこまでやれるか楽しみです。

ディロス(火曜7R)は距離が延びるのはいいと思うので、ダート2戦目で前進を期待したいですね。

ココロノトウダイ(火曜11R)は中間乗っていないので、状態はわかりませんが、2000メートルは合っていますからね。53キロの軽ハンデを生かしてどこまでやれるか。ここでいい競馬ができるようなら、今年が楽しみになります。

◎山崎の見解
火曜日
3Rショウナンサキガケ ☆☆
 大型馬でいかにもダートが合いそうな好馬体。もう一追いが理想だが、動きは悪くはなく、初戦から差のない競馬ができそう。最終追い切りで先着し上々の動きを見せたピュアジャッジ、古馬オープン馬と併せるなど質の高い調教をこなしているステイホームバブル、中間に好時計をマークしているスクリーンプロセスが上位候補か。

4Rアストンクリントン ☆☆
 新馬戦では4着に敗れたが、2戦目で勝ち上がっているように能力は高い。骨折明けで坂路中心の仕上げは気になるところだが、やや低調な今回の組み合わせなら、初ダートでも素質で差のない競馬ができても。前走は躓く不利がありながらも2着と今の1勝クラスなら力量上位のアポロティアモ、立て直して好仕上がりのアベックフォルス、前走の末脚が目立っていたバルサミックムーンが上位候補か。

6Rスペシャルドラマ ☆☆
 新馬戦では道悪が影響し伸びを欠いたが、2戦目で順当勝ち。中山は初めてになるが前々で運べるセンスの良さがあり、昇級でも差のない競馬ができそう。前走はスローペースに泣かされたハートオブアシティ、休み明けも好仕上がりのスルーセブンシーズ、強いメンバーと戦い力を付けてきたスパイラルノヴァが上位候補か。

7Rディロス ☆
 初ダートだった前走が後方のまま10着。2勝クラス昇級後は馬券圏内がなく、今回も上位争いまでは…。前走は出遅れが応えたフルデプスリーダー、好仕上がりで中山も合うリッターシュラーク、使いつつ調子を上げているショウナンマリオが上位候補か。

10Rアスカロン ☆☆
 休み明けになるが、ソエが治まり中間に栗東坂路で好時計をマーク。距離延長が鍵になるが、仕上がりの良さで食い込みがあっても。折り合い面から距離短縮は好材料のヴィルヘルム、前走はスタート後にヨレる不利があったヴェイルネビュラ、器用さがあり前走も順当勝ちだったヒストリアノワールが上位候補か。

11Rココロノトウダイ ☆☆
 中山での2戦は7、6着だが、スプリングSは距離が短く、セントライト記念は距離が長かったか。ハンデ53キロは恵まれた印象で、坂の緩い福島巧者の印象だがベストの2000メートルなら中山でも差のない競馬ができても。スタミナ十分で今の時計のかかる中山も合いそうなディープボンド、中山巧者のウインイクシード、素質開花した印象のヒシイグアスが上位候補か。

12Rダディーズマインド ☆☆
 前走は10着に敗れたが、過去に現級で2着1回3着2回の実績あり。先行力はあり、今週からCコース替わりなら粘り込みがあっても。近走安定しているブルーエクセレンス、渋太さがあるレオンドーロ、叩いた上積み十分のハローユニコーンが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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