今週の丸山元気!

スイープセレリタス もう少しやれていい

[ 2020年12月18日 19:59 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。

フィアスプライド(土曜5R)は先週追い切りで乗りましたが、走りそうですよ。調教では気性面も問題なかったですし、初戦から楽しみです。


アヴァノス(土曜9R)は初戦の勝ち方が良かったですからね。前走掛かっていたようなのでムキにならずに走れるかどうかですけど、1勝クラスでもやれると思います。


スイープセレリタス(土曜11R)はいつも通りの競馬をして、あとはハマるかどうかですね。もう少しやれていいと思います。


フェアリーグルーヴ(土曜12R)は中間乗っていないので状態はわかりませんが、当日落ち着いていれば昇級でもやれると思います。

シルブロン(日曜4R)は調教で乗りましたが、乗りやすいですし、能力も感じました。初戦もいい内容でしたし、楽しみにしています。

スターオブエイジア(日曜5R)は先週まではもうひとつかなといった感じでしたが、今週の動きは良かったですし、これで態勢が整うはず。馬は良いですし、初戦からどこまでやれるか楽しみです。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
4Rロングテール ☆☆
立て直した効果か、この中間は古馬相手に併入するなど動きは休養前以上。ここまで3戦して5着が最高着順だが、今の状態の良さなら上位食い込みがあっても。ダートでもう一押しを狙うギャラクサイト、ダートでは安定しているアンクラウデッド、長くいい脚を使えるシバノトロフェオが上位候補か。

5Rフィアスプライド ☆☆☆☆
入念に乗り込まれており、先週は美浦坂路で上々の時計をマーク。馬体の良さも目立ち、初戦から上位争い可能。芝コースでの追い切りが上々だったエイシンリヒト、追い切り時計は目立たないが素軽く芝の実戦で変わりそうなペルスネージュ、併せ馬中心に入念に乗り込まれているレープハフトが強敵か。

7Rレッドルーベンス ☆☆
前走は5着だったが、チークPの効果で前々で運べたのは収穫。東京だと切れ負けするが、中山に替われば食い込みがあっても。末脚確かなアップストリーム、休み明けも好仕上がりのウインシャーロット、前走は相手が悪かったビューティフルデイが上位候補か。

9Rアヴァノス ☆☆
折り合いに課題が残るが、中間の調教では気性を考慮した調整でリラックスして走れている。新馬勝ちした中山マイルに戻り、上位食い込みがあっても。中間の動き抜群のアラビアンナイト、素質高いシュネルマイスター、末脚堅実なワザモノが上位候補か。

10Rビッグアイランド ☆
まだいい頃の動きと比べると一息。長期休養明けを叩いた分の上積みは見込めそうだが、ガラリ一変までは…。ダートではまだ底を見せていないゼノヴァース、好仕上がりで中山との相性もいいシェダル、渋太さがあるライトウォーリアが上位候補か。

11Rスイープセレリタス ☆
前走は勝負所で包まれ不完全燃焼だったが、重賞ではまだ荷が重い印象。スムーズな競馬で前進があれば…。ここにきて本格化した印象のランブリングアレー、渋太さ十分のスマイルカナ、中山マイルは相性抜群のインターミッションが上位候補か。

12Rフェアリーグルーヴ ☆☆
休み明けになるが仕上がりは良く、ここまで4戦2勝と素質も確か。まだ成長途上の印象もあるが、昇級でも牝馬限定戦なら差のない競馬ができそう。まだ底を見せていないマッチレスノヴェル、自己条件なら力量上位のアカイイト、末脚堅実なガロシェが上位候補か。

日曜日
1Rワールドクルーズ ☆☆☆
前走は初ダートだったが、中団から脚を使い勝ち馬とは0.1秒差と適性を示す好内容。ダート2戦目で上位争い可能。太目残りを叩いて上積み十分のサンマルセレッソ、前走初ダートで上々の粘りを見せたフクノルッカ、安定しているカードが強敵か。

2Rエンシェントアイル ☆☆
前走は外々を回るロスがあり9着。今回はダート戦になるが、大型馬でダート調教の動きは上々。素質は確かで、立ち回りひとつで変わる可能性は十分。ダートでは堅実なタイセイマーベル、太目を叩いて上積み十分のカンリンポチェ、前走は出遅れが応えたディヴァインゲートが上位候補か。

4Rシルブロン ☆☆☆☆
半兄メールドグラースはオーストラリアでGI制覇。前走は中団から上々の末脚を使い3着と初戦としては内容も良く、叩き2戦目で上位争い必至。末脚堅実なコンソレーション、渋太さ十分のウインチェレステ、休み明けだが調教の動きが目立つホウオウハイエストが強敵か。

5Rスターオブエイジア ☆☆☆
入念に乗り込まれ、最終追い切りでは素軽い動きを披露。ゲートの駐立に課題はあるが、発馬が決まれば上位食い込みがあっても。時計は目立たないが好馬体で素質秘めるソレンニータ、1週前に上々の動きを見せたイズンシーラブリー、軽快な動きが目につくカンナリリーが上位候補か。

6Rジェイエルブリッジ ☆☆
馬体は悪くないが、まだ追い切り本数が少ない点が気がかり。使いつつ良くなるタイプか。渋太さがあるサンペンサコーラ、乗り込み十分のジュンキリタップ、水準以上の動きを見せているブラックロータスが上位候補か。

9Rヒッチコック ☆☆
4走前に今回と同じ中山ダート2400メートルで現級2着の実績あり。休み明けになるが態勢は整っており、上位食い込みがあっても不思議ではない。長くいい脚を使えるキタノヴィジョン、好仕上がりのフローリン、スタミナ十分のリュードマンが上位候補か。

10Rメイショウカリン ☆☆☆
前走は道中不利があったが、それでもメンバー最速の上がりを使い4着とメドの立つ内容。ハンデは再度53キロ。スムーズなら上位争い可能。休み明けの前走で2着と復調示したスギノヴォルケーノ、末脚堅実なグッドジュエリー、休み明けも好仕上がりのアヌラーダプラが強敵か。

11Rパッシングスルー ☆☆
過去に今回と同じ中山2000メートルで紫苑S勝ちの実績あり。前走は道悪に泣かされ6着だったが、良馬場のオープン特別なら変わる可能性十分。中山巧者のウインイクシード、好仕上がりで鉄砲実績もあるサトノダムゼル、単騎逃げなら渋太いトーラスジェミニが上位候補か。

12Rゴルトベルク ☆☆☆
前走は2番手から抜け出し危なげない勝利。3戦2勝とまだ底を見せておらず、昇級でも上位争い可能。叩いて調教の動きが良くなったエメラルスター、中山替わりは好材料のフォースオブウィル、堅実なレッドクレオスが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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