今週の丸山元気!

テーオージーニアス 終いを生かす競馬を

[ 2020年12月12日 14:09 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて9鞍に騎乗します。

レーヴドゥラプレリ(土曜3R)の前走はいい競馬をしましたが、この中間のテンションの高さが気になりますね。落ち着いていれば頑張ってくれると思います。当日のテンション次第ですね。

アーチキング(土曜12R)は安定していますし、今回も前々で運んでどこまで頑張ってくれるかだと思います。

ジーナスイート(日曜8R)は前回が案外でした…。僕が乗った時は折り合いとか問題ないですし、マイルも合っていますからね。中間乗っていないので状態はわかりませんが、巻き返しに期待したいですね。

アコルドエール(日曜9R)は前走いい勝ち方でしたが、叩いた方がいいタイプですし、昇級初戦にもなりますからね。今回は試金石になりそうです。

テーオージーニアス(日曜11R)は昨年のように終いを生かす競馬をして、ハマるかどうかだと思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
3Rレーヴドゥラプレリ ☆☆☆
 初戦は出遅れて流れに乗れず9着だったが、前走は2番手から一旦先頭に立つ好内容で2着。追い切りでは格上馬相手に余裕の動きを見せており、今回も上位争い可能。2戦連続で2着のトーセンメラニー、前走はスムーズさを欠いたアイリッシュムーン、チークP着用でもう一押しを狙うコーストラインが強敵か。

6Rマイグレーション ☆☆
 再仕上げになるが、入念に乗り込まれ最終追い切りの時計も及第点。初戦から食い込みがあっても。大型馬でやや太目も素質秘めるキャルベロス、乗り込み豊富なオリアナヴェント、一追い毎に時計を詰めているグランドアルナイルが上位候補か。

7Rライトカラカゼ ☆☆☆
 ダート1800メートルは4戦して2着3回3着1回と安定した成績。鉄砲実績もあり、得意の条件で上位争いは十分可能。渋太さがあるグラスデスティーノ、4戦連続で2着のアポロティアモ、好仕上がりのサトノワールドが強敵か。

11Rテーオーエナジー ☆☆
 過去に今回と同じ中山ダート1800メートルで、オープン特別2勝の実績あり。徐々に本調子に近づいている印象があり、今回のメンバー構成なら食い込みがあっても。末脚堅実なハイランドピーク、好仕上がりのレッドフレイ、良馬場で巻き返しを狙うデアフルーグが上位候補か。

12Rアーチキング ☆☆
 もう一押しが課題だが、器用に立ち回れるタイプで近走大崩れなし。あとは展開ひとつか。前走2着と現級にメドを立てたサクラトゥジュール、末脚堅実なラストヌードル、渋太さがあるレオンドーロが上位候補か。

日曜日
5Rリオアビセオ ☆
 乗り込み量は十分だが、最終追い切りでの反応は一息。使いつつ良くなってからか。鋭い動きを見せているディオスバリエンテ、いいスピードを持っているクリノヴァニラ、追ってから味があるボーデンが上位候補か。

8Rジーナスイート ☆☆☆
 前走は折り合いを欠く場面があり6着も、勝ち馬とは僅か0.3秒差。過去に現級での好走歴が多数あり、中山マイルの実績も十分。巻き返しは十分可能。マイペースなら渋太いホウオウビクトリー、立て直して好仕上がりのチアチアクラシカ、素質は1勝クラスでも通用するリーガルバトルが強敵か。

9Rアコルドエール ☆☆☆
 中山ダート1800メートルは5戦して全て馬券圏内と好相性。前走は控える競馬でも結果が出たのは収穫。昇級で相手は強くなっても、差のない競馬ができそう。ダートでは底を見せていないトランスナショナル、前走2着とメドを立てたフルデプスリーダー、前走は不利があったフィルストバーンが強敵か。

11Rテーオージーニアス ☆☆☆
 昨年のこのレースでは、丸山騎手が騎乗し2着と好走。展開次第の面はあるが、毎回末脚は堅実。ハイペースになれば上位食い込みがあっても。前走は揉まれて力を出し切れなかったジャスティン、連勝中で重賞でも素質は通用するダンシングプリンス、いい決め手を持っているレッドルゼルが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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