今週の丸山元気!

ロフティフレーズ 展開がハマるかどうか

[ 2020年12月4日 16:53 ]

今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。テン乗りでもチャンスがありそうな馬が多くいますし、いい結果を残せるように頑張りたいと思います。

クローバーデール(土曜2R)は前走芝でも頑張っていましたが、ダートの方がいいですね。悪くない馬ですし、前進を期待しています。

ヘイワノツカイ(土曜12R)は前走も差のない競馬はしていますが、更に上位となると、展開の助けが欲しいですね。

ロフティフレーズ(日曜10R)は中山は走りますし、終いは脚を使いますからね。あとは展開がハマるかどうかです。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rクローバーデール ☆☆
 前走は直線で寄られる不利があったが、それでも渋太く粘り5着と悪くない内容。血統からダート替りは好材料で、叩いて調教の動きも良化。上位食い込みは十分可能。安定感が出てきたコトブキアルニラム、叩いて調教の動きが良くなったミスジョーダン、長くいい脚を使えるレッドウッドヒルが上位候補か。

7Rグラドゥアーレ ☆☆☆
 近走安定した成績で、特に前2走は目立つ末脚を使い2着。休み明けになるが乗り込み量は十分で、今回も上位争い可能。前走は出遅れが応えたベイビーボス、B着用後は安定しているリゼ、先行力があるラフィンクロンヌが強敵か。

9Rセルジュ ☆☆
 前走は1着馬が後に失格となり繰り上がりで勝つ形になったが、直線での末脚は上々。中山替わりがカギになるが、今回も末脚の生きる流れになれば食い込みも。前走は着差以上に余力があったトーセンクライマー、一戦毎に切れ味が増してきたヴィゴーレ、スタートに課題は残るが素質高いエスコバルが上位候補か。

10Rヴァイトブリック ☆
 過去に現級で3着があるが、近走ワンパンチ足りない競馬続き。最後は差を詰めるが、展開が向かないと…。ダートでは底を見せていないダノンファスト、長くいい脚を使えるブライトンロック、前走は包まれ脚を余したエクリリストワールが上位候補か。

12Rヘイワノツカイ ☆☆
 前走は7着だったが、勝ち馬とは僅か0.4秒差。全2勝を挙げているマイルに戻るのは好材料で、やや低調な今回の組み合わせなら上位食い込みがあっても。2戦2勝とまだ底を見せていないフジマサリアル、叩いて調教の動きが良くなったアイワナビリーヴ、好仕上がりのグレイトオーサーが上位候補か。

日曜日
2Rアウトストラーダ ☆☆☆☆
 前走はハイレベルの新馬戦で3着。今回はダートになるが調教の動きからむしろ合いそうな印象で、上位争いを期待できそう。右回りは走りがスムーズなコスモコラッジョ、ダートでもう一押しを狙うトーセンアレックス、前走は砂を被り幼さを見せたフォックススリープが強敵か。

3Rレーヴドモンド ☆☆
 前走は先行できるスピードを見せたが、他馬を気にしてヒルむ場面があり7着。休み明けになるが仕上がりは良く、2戦目でレース慣れが見込めれば前進は可能か。末脚堅実なユキノファラオ、粘り強いスイーツマジック、安定しているシュアーヴアリアが上位候補か。

4Rゴールドベレー ☆
 後方から差は詰めるが、ワンパンチ足りない競馬続き。現状では展開の助けがないと…。渋太さがあるコスモマイン、前走は厳しい展開のなか3着と粘ったスーパービーム、3戦連続で2着のウインザナドゥが上位候補か。

5Rラレイナ ☆☆☆
 入念に乗り込まれて仕上りは良く、鋭い伸びも目につく。素質は高く初戦から上位争い可能。一追い毎に体が絞れて態勢整ったラフストリーム、パワフルさがあり動きも水準以上のジャックドール、時計は目立たないが乗り込み量は豊富なケンアンビシャスが強敵か。

6Rイフェスティオ ☆
 まだ体質の弱さが残り、調教で攻め切れない印象。使いつつの地力強化待ちか。もう一追いが理想だが今週の動きは及第点のエイジ、十分過ぎるほど乗り込み仕上がり良好のスカイナイル、再仕上げになるが態勢整ったソウシュラリクリが上位候補か。

7Rリメス ☆☆
 新馬勝ちやずすらん賞3着など芝でもスピードを見せているが、母系からダートの方が合う可能性は十分。前走は18着と大きく敗れているが、初ダートで変わっても不思議ではない。前走楽勝だったタガノペカ、末脚堅実なマイコレット、力強いフットワークで好仕上がりのアジアノジュンシンが上位候補か。

9Rコンドゥクシオン ☆☆
 丸山騎手が騎乗し新馬勝ち。近走が二桁着順続きだが、少し時計のかかる芝を得意としていた馬で、初ダートで変わる可能性も。立て直して好仕上がりのデルマオニキス、前走楽勝だったビップデヴィット、中山は相性がいいプントファイヤーが上位候補か。

10Rロフティフレーズ ☆☆☆
 中山マイルは得意の舞台で、現級でも僅差の3着が3回。休み明けになるが鉄砲が利くタイプでもあり、今回も上位争い可能。好仕上がりのハーモニーマゼラン、中山替りは好材料のレノーア、距離短縮でもう一押しを狙うチェーンオブラブが強敵か。

11Rコントラチェック ☆☆
 過去に重賞を2勝している実績馬。近走成績は一息だが、折り合いに苦労するタイプで一気の距離短縮が功を奏す可能性も。近走安定しているヒロイックアゲン、2走前に重賞でも3着と好走したジョーマンデリン、使いつつ復調気配のカイザーメランジェが上位候補か。

12Rカンバラ ☆☆
 前走はハイペースで逃げたことにより10着と敗れたが、折り合って運べればこのクラスでも通用する能力はある。立て直して最終追い切りの動きも良く、変わる可能性は十分。好仕上がりのエヴァーガーデン、長くいい脚を使うディバインフォース、中山替わりは好材料のネガイが上位候補か。


<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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