今週の丸山元気!

ココロノトウダイ 順調です

[ 2020年10月30日 16:01 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。

ソニックムーヴ(土曜1R)はダートは良いですし、距離も短い方が良いですね。まだ重いことは重いですけど、条件は良いですし、能力もある馬なので変わってほしいと思っています。

キャンディフロス(土曜7R)は前走案外でしたが、このクラスでもやれていいと思っている馬。中間乗っていないのでわかりませんが、休み明けでも体が出来ていれば勝ち負けになっていいと思っています。

ココロノトウダイ(土曜11R)は前走と状態自体は大きくは変わりませんが、順調ですね。福島は得意ですし、3勝クラスのメンバーでどこまでやれるか。いい結果を残せるように頑張ります。

パールデュー(土曜12R)は2勝クラスでどこまでやれるか試金石です。ここでいい競馬ができるようなら、この先が楽しみになります。

ロックオブエイジズ(日曜5R)は最終追い切りに乗りましたが、どちらかというとダートの方がいいかもしれません。それでもいいモノを持っていますし、芝でもどこまでやれるか楽しみにしています。

マスターワーク(日曜9R)は展開とか枠とか噛み合う必要はありますが、逃げなくても揉まれなければ大丈夫ですし、坂の緩い福島に替わるのもいいと思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rソニックムーヴ ☆☆☆☆
 前走は先行するスピードを見せるも13着。距離短縮は好材料で、馬格がありダート替わりも魅力。古馬相手に先着するなど調教の動きも良く、一変しても不思議ではない。競馬センスが良いパーティーモード、坂の緩い福島でもう一押しを狙うリアルドキュメント、福島ダート1150メートルで新馬戦2着があるサノラカが強敵か。

2Rタスマンハイウェイ ☆☆☆
 まだ幼く口向きの悪さを見せながらも札幌で3、2着。一息入ったが、入念に乗り込まれ仕上がりは良好。スムーズな競馬ができれば上位争い可能。2戦目で変わり身を見せたウィンドリッパー、2戦連続で2着のタイセイコマンド、前走上々の粘りを見せたジャッカルが強敵か。

7Rキャンディフロス ☆☆
 長期休養明けだった前走は1番人気に応えられず8着だったが、同じ休み明けでも今回の方が調整過程は順調。楽に前につけられる競馬センスの良さがあり、開幕週の馬場も歓迎。素質は高く上位食い込みがあっても。叩いて上積み十分のローランダー、近2走は不利があり力を出し切っていないミズリーナ、小回り向きの先行力があるレオハイセンスが上位候補か。

8Rライトマン ☆
 昇級初戦の前走が13着。坂の緩い福島に替わるのは好材料だが、もう少しクラス慣れが必要な印象。叩いた効果と減量騎手起用で変わり身を狙うアシャカマキシン、右回りの方が走りがスムーズなラブアドベンチャー、末脚堅実なアポロアミが上位候補か。

9Rマジカルマジカル ☆☆☆
 前走は初芝でも先手を奪うスピードを見せ、そのまま逃げ切り勝ち。開幕週の速い時計勝負に対応できるかが鍵になるが、素質は昇級でも通用しそう。小回りの方が合うゼツエイ、前走は出遅れが応えたタツハグンセイ、開幕週の馬場は歓迎のオパールシャルムが強敵か。

10Rコスモレリア ☆
 色々な戦法を試しているが、逃げても控えてもワンパンチ足りない競馬続き。現状では展開の助けがないと…。2戦連続で2着のフォワードアゲン、福島巧者のクリノオウジャ、小回りの開幕週でスピードを生かせそうなグレースオブナイルが上位候補か。

11Rココロノトウダイ ☆☆☆
 福島は3戦して2勝2着1回と好相性。前走のセントライト記念は微妙に距離が長く直線で甘くなったが、ベストの2000メートルで自己条件なら上位争い可能。徐々にクラス慣れしてきた感があるハーメティキスト、前走快勝のベレヌス、長くいい脚を使うダンサールが強敵か。

12Rパールデュー ☆☆
 小回り向きの器用さがあり、前走も快勝。大型馬で休み明けが鍵になるが、能力は2勝クラスでも通用しそう。得意の福島に戻るリーピングリーズン、揉まれないことが条件になるが素質高いペルルドール、福島は2戦2勝のストリートピアノが上位候補か。

日曜日
1Rシークレットギア ☆☆
 前走は初ダートだったが、先行力を見せ6着。小回りに替わるのは好材料で、やや低調な今回の組み合わせなら上位食い込みがあっても。長くいい脚を使うトーセンパトリック、調教の動きがいいフォートレスヒル、栗東坂路で好時計をマークしダート替わり魅力のニューアリオンが上位候補か。

2Rカトルショセット ☆☆☆
 前走は軽快なスピードを見せ2着と、2戦目でパフォーマンスを上げ、走破時計も優秀。休み明けでも仕上がりは良く、開幕週の馬場ならスピードを生かして上位争い可能。坂の緩い福島でもう一押しを狙うインヴァネス、競馬センスが良いキャンビー、渋太さがあるオクタヴィアンが強敵か。

3Rペイシャクレア ☆☆
 前走は初めての1800メートルで最後甘くなり6着だったが、先行するスピードを見せ悪くない内容。小回りの福島に替わるのは好材料で、やや低調な今回の組み合わせなら上位食い込みがあっても。一叩きして実績のあるダートに戻るフォギーデイ、前走は包まれ力を出し切れずに終わったノワールフレグラン、使いつつ調教の動きが良くなっているマナローラが上位候補か。

5Rロックオブエイジズ ☆☆☆
 もう一追いが理想だが、最終追い切りでは併せ馬で上々の動き。近親にディープインパクトやヴァルコスがいる血統背景で素質も秘めており、今回のメンバー構成なら初戦から上位争いは十分可能。最終追い切りで好時計をマークしたレヴォリオ、初戦向きの気性で仕上がりも良いトーセンクライマー、馬体の良さが目立つワイドモンスターが強敵か。

9Rマスターワーク ☆☆☆☆
 前走は昇級初戦、直線に急坂のある中山だったことを考えると0.2秒差の3着なら上々の内容。坂の緩い福島替わりは好材料で、調教の動きも良く上位争い可能。小回りの方が合うヤマカツパトリシア、叩いた上積みがあるリヴァージュ、末脚堅実なタガノグランサムが強敵か。
 
11Rオーヴェルニュ ☆☆
 前走は好位から正攻法の競馬で0.2秒差4着と見せ場十分の内容。休み明けになるが、栗東坂路で好時計をマーク。展開ひとつで上位食い込みも可能か。前走快勝でここにきて力を付けているソリストサンダー、ダートではまだ底らしい底を見せていないブランクエンド、過去にエルムS勝ちがあるハイランドピークが上位候補か。

12Rグリンデルヴァルト ☆
 前走の末脚は悪くはなかったが、勝ち馬とはやや離れた6着。ハンデ戦でどこまで善戦できるかだが…。小回り1200メートルはベストのタマモティータイム、得意の福島目標に好仕上がりのシャインサンデー、1200メートルでも対応可能のクラシコが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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