今週の丸山元気!

ハヴァス 重賞でもやれる能力

[ 2020年8月30日 07:23 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて8鞍に騎乗します。

メイショウハナモリ(土曜9R)の前走は右に張る面がありましたが、休み明けでもよく粘ってくれましたからね。同型がどうかですけど、今回も逃げられれば頑張ってくれると思っています。

フェアリーグルーヴ(日曜7R)は追い切りに乗りましたが、春と比べてそこまで大きくは変わっていません。それでも今回のメンバーならやれてほしいですが。

ハヴァス(日曜11R)は中間乗っていないのでわかりませんが、初戦は真面目過ぎるところがあり、そういう気性が課題。ただ、普通に走れば重賞でもやれる能力はあると思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
8Rパールデュー ☆☆
 前走は初めてのワンターンが応えたのか12着に敗れたが、現級で馬券圏内が2回。休み明けになるが調教の動きは良く、実績あるダート1800メートルに戻れば変わる可能性も。初ダートの前走が楽勝だったミモザゴール、休み明けも好仕上がりのピュアブレンド、牝馬限定に戻れば力上位のラブロッソーが強敵か。

9Rメイショウハナモリ ☆☆
 前走はマイペースの逃げだったとはいえ、渋太く食い下がり0.2秒差3着。大型馬で叩いた上積みは大きく、展開ひとつで今回も上位争い可能。前走の末脚が目立っていたサンマルペンダント、決め手上位のコパノマーキュリー、新潟は3戦2勝と好相性のナイスプリンセスが上位候補か。

10Rアルミューテン ☆
 2勝クラスなら通用するスピードは持っているが、今回は格上挑戦。定量戦で斤量の恩恵もなく、恵まれないと上位争いまでは…。直線競馬は得意なトーホウレジーナ、充実著しいファイブフォース、前走は息の入らない厳しい展開だったボーンスキルフルが上位候補か。


日曜日
5Rリアンデュソン ☆☆☆
 大型馬でまだ緩さは残るが、古馬相手に互角の動きを見せており、一追い毎に良化が見られる。芝の長めの距離が合いそうな馬体でもあり、初戦から上位食い込みも可能。迫力十分の動きを見せているブラックラテ、良血馬で素質秘めるセブンサミット、最終追い切りで上々の動きを見せたグランツアーテムが強敵か。

7Rフェアリーグルーヴ ☆☆
 前走は出遅れて後方からの競馬で展開も向かなかったが、未勝利勝ち時に見せた末脚は見所十分。適度に時計がかかる今の馬場は合っており、今回のかなり低調なメンバー構成なら上位食い込みがあっても。決め手非凡なフェルマーテ、入念に乗り込まれ好仕上がりのヤシャマル、前走の末脚が目立っていたシトラスクーラーが上位候補か。

9Rフランジヴェント ☆☆
 2走前、1勝クラス勝ち時に負かした4着馬が後に2勝クラスでも好走しており、通用する下地は十分。前走は出遅れもあり全く力を出せず16着に終わったが、スタートが決まれば一変しても不思議ではない。器用さがあるガロシェ、長くいい脚を使うウインレフィナード、マイペースなら渋太いハイアーグラウンドが上位候補か。

10Rショウナンライズ ☆
 調教の動きは悪くはないが、近走が大敗続きで年齢的にも一変までは…。直線競馬では持ち味が生きなかったナランフレグ、好仕上がりのアビーム、渋太さ十分のアンリミットが上位候補か。

11Rハヴァス ☆☆☆
 前走は掛かる素振りを見せながらも、2番手から抜け出し押し切ったように能力は高い。2戦目でレース慣れが見込め、スムーズな競馬ができれば重賞でも上位食い込み可能。前走楽勝のフラーズダルムとショックアクション、いい勝負根性があるシュヴァリエローズが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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