今週の丸山元気!

スイープセレリタス 1200にうまく対応してくれるかどうか

[ 2020年6月19日 21:59 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて11鞍に騎乗します。

サイモンベラーノ(土曜2R)は動きは良かったですよ。1000メートルがどうかですが、スタートを決めてどこまでやれるかです。

ゾールシカ(土曜4R)は具合は良いですね。ただ、気持ちが変に強過ぎるところがあるので、レースにいってその辺がどうかですね。

キャンディフロス(土曜8R)は長い休み明けになりますが、動きは良かったですし、能力は1勝クラスでも足りると思います。楽しみにしています。

ユークレース(日曜4R)は未勝利を勝てるモノは持っていますし、前走は距離を延していい競馬をしましたからね。状態も悪くないですし、流れひとつだと思います。

リンカーンテソーロ(日曜5R)も悪くないです。先週の予定を延して動きは良くなりましたし、気性も真面目。初戦からどこまでやれるか、楽しみがあります。

スイープセレリタス(日曜11R)は最終追い切りに乗りましたが、唸るような感じで具合は良いですね。あとは1200メートルにうまく対応してくれるかどうかだと思います。


今週の応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
2Rサイモンベラーノ ☆☆
 前走はスタートで躓く不利があったが、それでも大崩れせず5着確保。1000メートルでも対応できる先行力があり、やや低調な今回の組み合わせなら展開ひとつで食い込みがあっても。優秀な走破時計で前走2着だったレディオタイムズ、安定感があるグラナートロートとブレイヴガールが上位候補か。

4Rゾールシカ ☆☆
 前走は速いペースを先行して6着に終わったが、小回り1700メートルに替わってマイペースで運べそうなメンバー構成。2走前2着と力は証明しており、展開ひとつで上位食い込みがあっても。前走はマークされ厳しい展開だったローヌグレイシア、前走は出遅れが応えたティケイプルメリア、血統からダート替り好材料のウインセレナードが上位候補か。

6Rスタインウェイ ☆☆
 前走は8着だったが、直線で前が壁になり若干脚を余した印象。大型馬で叩いた上積みが見込め、スムーズなら上位食い込みがあっても。前走の走破時計が優秀なヒルノアントラ、マイペースなら渋太いコスモスーベニア、前走は不完全燃焼だったメイショウシシオウが上位候補か。

8Rキャンディフロス ☆☆☆☆
 新馬戦では軽く仕掛けられただけで快勝。長期休養明けになるが、最終追い切りでは併せ馬で先着と仕上がりも良く、昇級でも素質は十分通用。マイペースなら渋太いインザムービー、器用さがあるフクノナルボンヌ、近走安定しているノーブルプルートが強敵か。

11Rイルヴェントデーア ☆☆
 1200メートルは3戦2勝で、馬券圏内を外し7着だった前走は出遅れが敗因。叩いた上積みが見込め、スタートが決まれば上位食い込みがあっても。前走が着差以上に余力があったブラッディムーン、決め手鋭いアスタービーナス、洋芝向きのパワフルさがあるボストンテソーロが上位候補か。

日曜日
4Rユークレース ☆☆
 前走はスローペースの逃げとはいえ、渋太く食い下がり3着とメドの立つ競馬。ダート血統で洋芝替りはむしろ歓迎。前走を見ても小回り1800メートルは現状ベストで、今回も上位争い可能。調教の動き良く好仕上がりのラザフォード、先行力があるヤマニンプティパ、初出走だが素質あるサンテローズが上位候補か。

5Rリンカーンテソーロ ☆☆☆
 入念に乗り込まれ、最終追い切りでは楽に先着。初戦としては水準以上の動きを見せており、初戦から上位食い込みが可能。高額馬で一追い毎に動きも良くなっているロジネイア、好馬体で最終追い切りの動きも上々だったブルースピリット、鋭い動きを見せているビップレックスが強敵か。

6Rアルマス ☆☆
 前走は長くいい脚を使い0.3秒差4着。展開に左右される面は残るが末脚は堅実で、上位食い込みは十分可能。好仕上がりのタイミングハート、初芝の前走で3着とメドを立てたビーマイオーシャン、前走の末脚が目立っていたアイゼングラフが上位候補か。

10Rトランシルヴァニア ☆
 新馬勝ち後の成績は一息。良馬場ならもう少し差は詰まると思うが、上位争いまでは…実績ある右回りに戻るグレルグリーン、好仕上がりのレーガノミクス、素質高く芝でも問題ないエブリワンブラックが上位候補か。

11Rスイープセレリタス ☆☆
 前走は直線で鋭い脚を使い着差以上に余力のある勝ち方。初めての1200メートルが鍵になるが、重賞でも通用する決め手は持っており、上位食い込みも十分可能。末脚鋭いシヴァージ、実績上位のダイアトニック、洋芝巧者で仕上がりも良いライトオンキューが上位候補か。

12Rレンブランサ ☆☆
 近走成績は一息だが、過去に函館ダート1700メートルで現級2着の実績あり。放牧で立て直した効果があれば、得意の舞台で変わる可能性も。前走は出負けしたバンクショット、好仕上がりのソルトイブキ、前走は厳しい展開に泣かされたゴールドフレームが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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