今週の丸山元気!

サルサレイア このクラスでも勝てる力ある

[ 2020年6月5日 11:51 ]

今週は東京で土日合わせて10鞍に騎乗します。

サンハーリンゲン(土曜5R)はいいモノを持っています。素直な気性で追い切りの動きもいいですし、メンバーは揃いましたが、初戦から上位を期待しています。

サルサレイア(土曜12R)は自分から抜け出そうとしないところがありますが、このクラスでも勝てる力はあります。

オオシマサフィール(日曜6R)も悪くはありません。ただまだこれからの馬、経験を積みながら力を付けてくれれば良いですね。

パールデュー(日曜7R)は今回が骨折明け。中間乗っていないので状態はわかりませんが、体の使い方など成長していれば、能力的には十分やれるモノを持っています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rエリーザベト ☆
乗り込んでいるが、調教の動きは一息。既走馬相手でもあり、まずは一度経験してからか。3戦連続2着のセルフィー、末脚堅実なチャームインレースとアイドルヲサガセが上位候補か。

5Rサンハーリンゲン ☆☆☆
入念に乗り込まれ、1週前追い切りでは3頭併せで先着し上々の動きを披露。好メンバーが揃ったここでも、上位食い込みは十分可能。良血馬ブエナベントゥーラ、乗り込み豊富なショベルヘッド、古馬相手に質の高い併せ馬を消化しているセイウンブリスクが上位候補か。

6Rカナライズ ☆
過去に3着したこともあるが、近走大敗続き。立て直した効果でどこまで変わるかだが…。安定感が出てきたセレーネグランツ、末脚堅実なサウンドトラック、ダートでもう一押しを狙うブルーノジュネスが上位候補か。

8Rマイティウェイ ☆☆
近2走は前々の競馬で渋太さを見せ4、3着。小回り向きのイメージはあるが、マイペースで運べれば東京でも粘り込みがあっても。太目の前走を叩いて上積み十分のコロンドール、堅実なキタサンバルカン、軽斤量が魅力のヒラボククイーンが上位候補か。

9Rペルソナデザイン ☆☆☆
前走は6着も、ダートが合わず参考外。昨年同レースで2着の実績があり、ブリンカー効果も見込める今回は変わる可能性十分。前走プリンシパルSで見せ場十分の3着だったディアセオリー、前走好時計で未勝利を勝ったビバヴィットーリオ、好仕上がりのジュエルタワーが強敵か。

10Rキャッチミーアップ ☆☆
2勝クラス昇級後は6、11着だが、1勝クラス勝ちの時計は優秀。休み明けの方が走るタイプでもあり、軽ハンデを生かせれば上位食い込みがあっても。前走は脚を余したシセイタイガ、昇級初戦の前走で2着とメドを立てたコスモエスパーダ、マイペースなら渋太いスズカアーチストが上位候補か。

12Rサルサレイア ☆☆☆
相手なりに走るタイプで、昇級初戦の前走でも3着と好走。良績の多い左回りに替わるのも歓迎で、コメントにあるような気難しい面を見せなければ今回も上位争い可能。底を見せていないブランクチェック、決め手鋭いトゥインクルリーフ、前走楽勝のイベリスリーフが強敵か。

日曜日
6Rオオシマサフィール ☆☆
乗り込み量は十分で、最終追い切りでは水準以上の時計をマーク。丸山騎手は慎重だが、仕上がりの良さで食い込みがあっても。好馬体で動きも良くなってきたリュラネブラ、スピード十分のグレイトミッション、馬体の良さが目立つベルウッドアカラが上位候補か。

7Rパールデュー ☆☆
骨折明けで8分の仕上がりだが、過去に現級でも好走しているように力上位の存在。東京マイル向きの先行力もあり、地力の高さで上位食い込みがあっても。前走が惜しい2着だったマイネルレンカ、大崩れがないチェリートリトン、前走で中央でも通用する力を見せたロードリッチが上位候補か。

12Rロジヒューズ ☆☆
近2走は4、6着だが、差す競馬が板についてきた印象。少しでも距離が延びるのは好材料で、展開が向けば食い込みがあっても。末脚鋭いパルディエス、前走快勝のスマッシングハーツ、長くいい脚を使えるオルクリストが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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