今週の丸山元気!

ショウナンハレルヤ 前走は重賞でも頑張っていた

[ 2020年5月29日 14:21 ]

今週は京都で土日合わせて10鞍に騎乗します。

ラヴベローナ(土曜8R)は2000メートルだと少し長い感じなので、距離が短くなるのはいいと思います。初めてのマイルになりますが、どこまで変わるかです。

アルムブラスト(土曜11R)は新馬戦の時に乗せてもらった以来で、その時は1200メートルは少し忙しい感じでしたが、その後に1200メートルのオープンでも勝っていますからね。久し振りの騎乗ですし、中間も乗っていないので何とも言えませんが、終いはいい脚を使ってくれるような気がしますし、いい競馬ができるように頑張りたいと思います。

ショウナンハレルヤ(日曜11R)の前走は重賞でも頑張っていました。僕が乗って3走前に勝たせて頂いた時のように、前々で運んでどこまで頑張ってくれるかになると思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
3Rグレースルビー ☆☆
 前走は離された6着だったが、体が減り本調子になかった印象。気性的に距離短縮は好材料で、立て直した効果も期待できる今回は上位食い込みがあっても。近走安定しているラフマニノフ、適距離に戻るポピュリズム、前走1400メートルで変わり身を見せたマリスドランジュが上位候補か。

5Rジェットマックス ☆☆
 前走は6着と案外な内容だったが、使い込まれていた影響か。未勝利勝ちの時計は及第点で、本来は相手なりに走るタイプ。立て直した今回は変わっても不思議ではない。ダートで安定しているミッキーメテオ、末脚堅実なロッキーサンダー、好仕上がりのサンライズラポールが上位候補か。

7Rデュアリティ ☆
 今回が中央再転入初戦。先行して遅れたように調教の動きが物足りず、使いつつクラス慣れしてからか。近走安定しているエイシンネメシス、渋太さ十分のヘルメット、差す競馬が板に付いてきたグーテンモルゲンが上位候補か。

8Rラヴベローナ ☆☆
 過去に現級で差のない競馬をした実績はあるが、近走ワンパンチ足りない競馬続き。とはいえ、今回はかなり手薄なメンバー構成。1600メートルへの距離短縮が功を奏せば、食い込みがあっても。直線では脚を使うゴールドハット、好仕上がりのルモンド、実績ある京都に替わるブランシェットが上位候補か。

11Rアルムブラスト ☆☆☆
 道中掛かり気味で6着に終わった前走から、現状では1200メートルはベストの印象。実際、2走前のカンナSでは、直線鮮やかな末脚を使い快勝。重賞でも上位争いは十分可能。1200メートルで3勝のケープコッド、重賞実績があるビアンフェ、スピード上位で距離短縮も好材料のデンタルバルーンが上位候補か。

日曜日
2Rカクシン ☆☆
 前走は前残りの新潟に泣かされ6着も、後方からメンバー最速の上がりを使い悪い内容ではなかった。距離延長でもう少し前で競馬ができれば食い込みがあっても。2戦連続で2着のヴェラアズール、先行力があるサクセスリボーン、前走の末脚が悪くなかったカネコメノボルが上位候補か。

3Rグラフェン ☆
 ここまで3戦しているが、8着が最高着順。今回は芝の長距離に条件を一新。違った面が出ればいいが…。芝長距離で安定しているクレイスとザフーン、立て直して好仕上がりのバルトロメウが上位候補か。

6Rシャドウブロッサム ☆☆
 前走は9着だったが、外枠で壁が作れず力んだ走りが影響した印象。過去に現級でも2着の実績があり、折り合い面から1200メートルに短くなるのも好材料。変わる可能性は十分。スピード上位のクラシックココア、末脚堅実なローランダー、前走は不利があり力を出せなかったテイエムミラージュが上位候補か。

11Rショウナンハレルヤ ☆☆☆
 前走のフローラSでは直線で寄られる不利があったが、それでも渋太く脚を使い好メンバー相手に4着と健闘。初めての長距離輸送は鍵になるが、今回のメンバー構成で能力全開なら上位争い可能。調教の動き抜群のミスニューヨーク、前走は初めての長距離輸送でイレ込み力を出せなかったヒュッゲ、末脚堅実なエヒトが強敵か。

12Rバーニングペスカ ☆
 3勝クラスに昇級後は案外な成績続き。約2年振りの芝のレースが刺激になればだが…。2連勝中で勢いがあるミッキースピリット、京都は相性が良いゼセル、前走の末脚が目立っていたスターリーステージが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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