今週の丸山元気!

カッパツハッチ 気性面だいぶ成長

[ 2020年5月23日 16:11 ]


◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて12鞍に騎乗します。

キャスパリーグ(土曜11R)は終いはいい脚を使ってくれるので、いつも通り末脚勝負でハマるかどうかですね。

ラヴィアンレーヴ(土曜12R)は堅実には走ってくれますが、もうワンパンチ欲しい感じ。展開の助けが欲しいですね。

プラチナポセイドン(日曜8R)は、どちらかと言うとダートの方がいいかもしれませんが、最終週で荒れた馬場ならもう少しやれないかなと期待しています。

カッパツハッチ(日曜11R)は気性面は以前と比べてだいぶ成長してきています。直線競馬も得意ですし、自分の競馬をしてどこまで粘ってくれるかですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rカリカンテ ☆
 直線での甘さがネックで、大崩れはしないもののワンパンチ足りない印象。直線平坦の新潟で粘りが増せばいいが…。前走は躓く不利があったフォギーデイ、末脚堅実なシェーン、安定しているワンダーシエンプロが上位候補か。

7Rレディグレイ ☆☆
 前走は10着だったが、スタートで寄られる不利があり、道中も砂を被り力を出し切れなかった印象。2走前2着が好内容で、揉まれずスムーズなら変わる可能性も。3戦連続で2着のハナブショウ、近2走はスムーズさを欠いているメイショウゼッケイ、渋太さがあるシークエルが上位候補か。

10Rフェアリーグルーヴ ☆☆
 前走は中団から長くいい脚を使い未勝利を卒業。休み明けでも最終追い切りの動きは良く、直線の長い新潟外回りなら昇級でも差のない競馬ができそう。決め手上位のフィニステール、安定感十分のレザネフォール、好仕上がりのロータスランドが上位候補か。

11Rキャスパリーグ ☆☆☆
 末脚堅実で、現級での好走歴は多数。差し・追い込みが届く最終週の馬場は歓迎で、展開ひとつで上位争い可能。前走は厳しい展開のなか3着と能力示したフォッサマグナ、好仕上がりのズアー、近走の末脚が安定しているレジーナファーストが強敵か。

12Rラヴィアンレーヴ ☆☆☆
 そう切れるタイプではなく勝ち切れずにいるが、渋太く脚を使うタイプで前走も2着と好走。少し時計のかかる最終週の馬場は歓迎で、メンバー的にも再度上位争い可能。2戦連続で2着のクリノオウジャ、末脚堅実なサンライズアキレス、前走は不利が重なり不完全燃焼のカイザースクルーンが強敵か。

日曜日
2Rオウケンラブキセキ ☆☆☆☆
 先行力があり、前走は芝1200メートルでもハナを奪い2着と好走。過去にダートでも2着があり、先行有利の新潟なら勝機も十分。好仕上がりのコウユーユメヲノセ、マイペースなら渋太いナイトコマンダー、前走ダート短距離で一変したワークアンドビートが強敵か。

3Rマイネルイリャルギ ☆☆☆☆
 前走は厳しいペースに巻き込まれ4着だったが、2着3回3着2回があるように今の未勝利なら力量上位。展開ひとつで上位争い可能。末脚堅実なスズノプレジャー、距離延長は歓迎のライトマイファイア、使いつつ動きが良くなっているタイセイブリッツが強敵か。

5Rブランシュフルール ☆☆☆☆
 長くいい脚を使えるタイプで、新馬戦2着や前走も0.1秒差3着など今の未勝利なら実績上位。休み明けになるが動きも良く、上位争い可能。堅実なパリスデージー、調教の動きがいいグランチーノ、立て直して好仕上がりのアドマイヤミモザが強敵か。

8Rプラチナポセイドン ☆☆
 中央再転入後は2戦してともに少差の5着と及第点の走り。最終週の馬場で少し時計がかかるようなら、食い込みがあっても。好仕上がりのマロリン、前走の末脚が目についたミヤコローズ、末脚堅実なダンシングチコが上位候補か。

10Rオールイズウェル ☆☆☆
 前走は道悪に泣かされ7着だったが、過去に現級での好走歴は多数。休み明けになるが乗り込み十分で最終追い切りの動きも上々。上位争いは十分可能。長くいい脚を使うナンヨーマーズ、前走で中央1勝クラスでもメドが立ったファインスティール、前走タイム差なしの2着だったショーヒデキラが強敵か。

11Rカッパツハッチ ☆☆☆
 昨年、重賞アイビスSDで2着するなど、直線競馬の適性は十分。暖かくなって調子を上げるタイプでもあり、得意の条件で変わる可能性は十分。いい決め手を持っているナランフレグ、アイビスSDの覇者であるライオンボスとダイメイプリンセスが強敵か。

12Rオウケンドーン ☆☆
 近2走は人気を裏切る形で大きく負けたが、立て直して調教の動きは上々。過去の対戦比較から2勝クラスでも通用する下地はあり、リフレッシュ効果で変わる可能性も。前走の末脚が良かったレッドランサー、堅実なイナズママンボ、先行力があるカネコメアサヒが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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